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野菜&果物の美養栄養学

シニア野菜ソムリエが、野菜や果物のお話とレシピ、ダイエットなど「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

空腹ホルモンダイエット4~サプリメントに頼りすぎていませんか?

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「いくら食べても太らないカラダが欲しい!」とご馳走の前や後に整腸剤やサプリメントを飲んでいる女性をよく見かけます。しかし、そのようなサプリメントにお金を使っても、連日グルメに明け暮れていたり、お腹いっぱい食べないと気が済まない、というのでは何の効き目もありません。そういう人に限って、あのサプリメントは効かない! などと激怒して、様々なサプリメントに乗り換えているケースも少なくありません。なかなかダイエットサプリメントを飲んでも、買い替えても、痩せない理由は「食べ過ぎ」が原因と言えるでしょう。

その一方で体調が悪い時に、無理をしてでも食事をとろうとする人もいますが、胃が余計に疲れてしまい、体調を悪化させることにもなりかねないので、ご自分のカラダや心の声だと思って、食欲がない時は一食飛ばしてみましょう。

空腹時の胃は握りこぶし2つ分の大きさで重さも50~100gほどですが、食べ過ぎると1.5~1.8kgの重さに膨張します。お料理をする時に、食材の重さを量ることがあると思いますが、その重さがそのまま消化されるまで、胃の中に留まるわけですから、いくらカロリーが低く、カラダにいい、と言われているものでも食べすぎると胃の負担が相当なものになるのが想像できるでしょう。

胃の消化作業は、食べたものの種類で違ってきますが1.5時間~4時間ほどかけて行われます。胃で消化作業が終わると、次に小腸に移動しますが、食べ物の滞留時間は3~6時間ほど。この時に食べ物の栄養が消化・吸収され、小腸にある枝分かれした毛細血管を通してアミノ酸やブドウ糖がカラダに吸収されていくのです。

こうした一連の消化・吸収作業で、食べすぎていると、血液中にタンパク質や糖質、脂肪(コレステロールや中性脂肪を含む)などの栄養物質が多くなりすぎて、血液を汚してしまいます。またこうした物質が体内で利用されると、尿酸、乳酸、ピルビン酸などの老廃物も多くなってくるので、さらに血液が汚れて様々な病気を引き起こす原因となるのです。

胃腸の消化作業のキャパを超える“食べ過ぎ”は不消化物も残り、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍(十二指腸は小腸の一部)なども引き起こすので、気を付けておきたいですね。女性は特に甘いものに目がない人も多く、お腹がいっぱいなのに「デザートは別腹」とさらにたっぷりの糖分や脂質で、胃を痛めつけ、血液も汚してしまっているのです。この時の「もっと食べたい!」という願望が起きるのは第2章で詳しく述べる「グレリン」や「オレキシン」というホルモンの仕業。仕組みを知ると、お腹がいっぱいになるまで食べ続けるのが怖くなり、ダイエットのモチベーションが上がっていくでしょう。