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野菜&果物の美養栄養学

シニア野菜ソムリエが、野菜や果物のお話とレシピ、ダイエットなど「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

空腹ホルモンダイエット17~睡眠はダイエットの味方

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空腹ホルモンダイエット

[準備編]1週目 食べ過ぎるクセを治そう!

■6日目 睡眠はダイエットの味方

「寝る前に食べると太る」、「食事は寝る前3時間以内にすませましょう」という説は、取り入れたい生活習慣です。しかし残業などで夕食時間が遅くなったり、食べ過ぎた日は、少しでも夜更かしして食べ物が身につかないようにと、睡眠時間をわざと減らす人が少なくありません。ですが、睡眠不足だとかえって食欲を刺激するグレリンやオレキシンが過剰分泌される傾向にあり、自分では睡眠時間で調整しているつもりでも、翌日も食欲旺盛!? という悪いサイクルに陥りがちです。

逆に睡眠が十分だと、入眠後2~3時間後に分泌される成長ホルモンから、食欲をコントロールしてくれるレプチンが分泌されやすくなり、太りにくい体質へと改善されていくのです。日によって睡眠不足になる日があるのは仕方のないことかもしれませんが、平均睡眠時間が慢性的に6時間以下の人は空腹時間の確保も少なくなり、眠るだけで得られる成長ホルモンとコルチゾールというダイエットの味方も失うことになりかねません。

成長ホルモンが分泌されないと、筋力の低下や、基礎代謝も低下させてしまうので、全身の新陳代謝も悪くなります。ヒトのカラダは眠っている間も常に働いていて、新陳代謝が高まるのは睡眠中と言われています。眠ることを“体を休める”と言うように、成長ホルモンが、いろいろな器官や筋肉、肌など、疲れて傷んだ機能を修復してくれる時間でもあるのです。そしてもう一つのヤセホルモン“コルチゾール”も大切な存在です。コルチゾールは糖や脂質を分解する働きがあり、体内で代謝しきれずに余った糖や老廃物がやがて体脂肪となり、蓄積されていくのを防いでくれるのです。

これからは、もし外食で夜遅くまで食べ過ぎた日があったとしても、ダイエットのために無理に夜更かしせずに、睡眠時間を少しでも確保するようにしましょう。

【参考文献】
・服部伸一:日本の子どもの睡眠の現状と派生する諸問題.小児科臨床、Vol66、No.10、1993-1998、2013