野菜&果物の美養栄養学

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空腹ホルモンダイエット30~腹八分目のメリット

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空腹ホルモンダイエット

[実践編]3週目 “食べない”ダイエットがいいの?

■19日目 腹八分目のメリット

日本には、古くから「腹八分目」という言葉がありますが、単なる言い伝えではなく、医学的にも、様々な病気の改善や予防、ダイエットに効果的だと言う研究報告も多くあがっています。

まずは、腹八分目を習慣にすると、食欲を旺盛にしてしまうホルモン「オレキシン」の分泌を抑えられます。それに替わって、脳に満腹感を知らせてくれる満腹ホルモン「レプチン」が分泌されやすくなります。

またカラダの細胞の酸化を防いで、アンチエイジングにもなる「サーチュイン遺伝子」をONにするには、食事の量は腹七分目~腹六分目ぐらいでも十分だということがマサチューセッツ工科大学の研究でわかっています。

人間ドック受診者の食習慣傾向の調査でも「腹八分目」は腹囲の正常化1、BMI値の正常化2、HDLコレステロール値の正常化3など、ダイエットに関連する項目が改善されています。

糖質の多い少食は腹八分目ではあっても、基本的にはオススメできません。しかし外出先で食事をご馳走になったり、同僚と行ったお店で選択肢がない場合は、バランスを考えたり、糖質過多を気にする余地がない場合もあります。そんな時は、少し残す勇気を持って、腹八分目を心がけてみましょう。糖質過多になりそうな場合は、半分残すぐらいで、ちょうどいいかもしれません。

日々生活をしていると、毎日完璧に実行するのが困難な時もあります。周りの目が気になる時もあるでしょう。しかし、周りの目と自分のダイエット成功とどちらが大切でしょうか?
挫折しそうな時は、「マシュマロテスト」を思い出して、自制心を有効に使いましょう。

※1:腹囲:メタボリックシンドロームは、女性の場合、腹囲90cm以上が「肥満」となります。

※2:BMI値:体重×身長(m)×身長(m)この数値が18.5以上25未満が正常値

※3:HDLコレステロール値:43mg/dL未満

【参考文献】