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ネギで甘辛を調整♪鶏南蛮風蕎麦

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ネギをじっくりと加熱すると甘味がでますよね。ネギは薬味として辛味も美味しいものですが、蕎麦つゆなどにネギの甘味と辛味の両方が加わると、格段と味に深みがでるのは不思議です。
自宅では、鴨肉が手に入りにくいので、鴨南蛮蕎麦は実現しにくいですが、鶏肉で代用して鴨南蛮蕎麦なら作りやすいですね。つけ麺風にしたり、食べ方もいろいろですが、自家製蕎麦つゆに、鶏とネギの甘味で出汁効果をプラスして、十割蕎麦で楽しんでみました!

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本日の野菜のお話は「九条ネギ」についてです。
九条ネギは京都の伝統野菜の一つ。ネギは関東では白く太いネギを食し、関西では、細ネギや青ネギを食べる風習があり、お味噌汁や蕎麦、うどんに入れるネギの文化が二分しているのが面白いですね。
九条ネギは、その両方を持ち合わせていて、個人的にはとっても気に入っています。関東では手に入りにくい九条ネギですが、最近は人気が高まったのか、大型スーパーでは見かけるようになりました。
ネギにも様々な品種がありますが、共通して、アリシンや硫化アリルなど、香味野菜独特の辛味成分が入っています。解毒作用があることでも知られる成分で、風邪やウイルス予防にいいでしょう。
そして加熱すると甘味が出てくるのはオリゴ糖の作用。整腸作用にも期待できます!
ネギの白い部分は土の中で育った部分。青い部分は土の上で育った部分です。青い部分は白い部分と違い、β-カロテンが含まれ、緑黄色野菜に分類されます。
九条ネギは、写真のように、白い部分と青い部分がほどよく楽しめます。
主に白い部分を煮込み、青い部分は生でいただくと、ネギの甘辛、両方が味わえるでしょう。

そんな九条ネギを使った、鶏南蛮風蕎麦のレシピをご紹介します♪

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【材料】2人分

  • 十割蕎麦(お好きなものでOK)200g
    *乾麺を使っています。
  • 鶏もも肉 100g
  • 九条ネギ 3株ほど
  • ごま油 大さじ1
    *お好みで七味(一味)唐辛子や柚子胡椒、梅干しなどをプラスしてください。

    [蕎麦つゆ]
  • お出汁 600cc
  • みりん 大さじ6(90cc)
  • 醤油 大さじ4(60cc)
  • 酒 大さじ2(30cc)

【作り方】

  1. 十割蕎麦はパッケージ通りに茹で、水洗いして、ぬめりを取っておく。
  2. 九条ネギは斜めに5mmほどの幅にスライスし、白い部分全部と、青い部分は分けておく。鶏肉は一口大にカットしておく。
  3. [蕎麦つゆ]の材料を全てお鍋に入れ、一度沸騰させて、みりんや酒のアルコール分を飛ばしておく。
  4. フライパンにごま油をしいて、九条ネギの白い部分全量と、鶏肉を炒める。鶏肉の色が変わったら、九条ネギの青い部分の半量を入れ、油が回ったら、3のお鍋に入れ、中火で5分ほど煮込む。
  5. 4に1の蕎麦を入れ、蕎麦が温まったら火を止め、器に盛る。
  6. 九条ネギの残り半分(生のまま)を彩りよく盛ったら出来上がり。

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【美養効果】

九条ネギに限らず、ネギには先述の成分以外にビタミンCなども含まれています。鶏肉に含まれるアミノ酸と共に、肌の粘膜を健康に保ち、真皮層のコラーゲン生成にも役立つでしょう。
このレシピでは、十割蕎麦を用いましたが、十割蕎麦は、文字通り蕎麦100%! 通常の蕎麦はつなぎで小麦粉が使用されており、八割蕎麦は蕎麦80%・小麦粉20%です。一般に蕎麦と呼ばれるものは、40%~50%が小麦粉なので、小麦アレルギーやグルテンフリーに注意している方は、十割蕎麦を選びましょう。
*ここでは、蕎麦アレルギーについては割愛しております。ご了承くださいませ。

蕎麦100%だと糖質オフの面でも低GI麺として利用できますし、高血圧予防にもなります。またルチンという成分が脂肪を分解するので、ダイエット食としても好ましいですね。
十割蕎麦は高価なものではなく、一般のスーパーの蕎麦売場(乾物)に並んでいます。しかし、小麦粉のつなぎが入っていないため、麺が切れやすいので、ザルに上げる時や水洗いの際は、丁寧に取り扱いましょう!

本日の野菜のお話は「九条ネギ」でした。
空腹ホルモンダイエット』と合わせてお楽しみいただけるレシピです。

ではでは!

滝沢更科 十割そば 200g×3個

滝沢更科 十割そば 200g×3個