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美髪を造る食生活5~髪のツヤを左右する食生活とは?

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頭皮の皮脂分泌量は、顔のお肌の2~3倍もあるのをご存知ですか? 頭皮は髪が密集しているため、皮脂が空気に触れて酸化し、臭いやかゆみ、ベタつきの原因になります。

しかし、この皮脂は髪のツヤを左右する重要な役目もあるのです。髪は毛根以外は死んだ細胞なので、他のカラダの組織のように、髪の内部から細胞分裂することはありません。そのため、頭皮から分泌される皮脂が髪をつたって、キューティクルを守り、ツヤ髪へと導くのです。この皮脂量が不足すると髪に静電気が起きて、コートやマフラーを脱ぎ着するたびに、髪が乱れて大変な思いをすることになります。

顔のお肌と同様、その日に溜まった毛穴の汚れは、シャンプーの時に、しっかりと頭皮を中心に洗っておきましょう。髪が長いと、つい毛先を中心に洗う方がいらっしゃいますが、髪の根元である頭皮を洗っていると、毛先までシャンプーは行き届くものです。頭皮の皮脂は取り除くのではなく、過剰な皮脂分泌が起こらないようにしてあげるのが、美髪を守る上で大切ですね。

そして、シャンプーは夜の方が適切です。一度の洗髪で皮脂を洗い流すと、新たに皮脂が分泌されるのに、約5時間を要すると考えられています。寝る前に髪を洗い、しっかりと頭皮を中心に髪を乾かしてから就寝すると、眠っている間に、頭皮に新たな皮脂が分泌され、朝目覚める頃には、髪につたいはじめているようです。これが日中もツヤ髪で過ごせる秘訣でもあります!

これを朝に洗髪すると、新たな皮脂が分泌されるのは、正午近くになってしまいます。皮脂は毛穴を紫外線や外気から守る働きもありますが、午前中に紫外線や、外出中の外気が頭皮に直撃しても、守ってくれる皮脂がまだ分泌されていないことに!そうすると毛穴がダメージを受け、美しい髪は生まれにくくなります。

特別な理由がない限り、朝の洗髪は控える方が適切でしょう!

 

髪のツヤが頭皮からの皮脂分泌に深く関わりのあることがわかったところで、食生活を考えてみましょう。皮脂分泌は体内から起こるので、当然、日頃の食生活の集大成とも言えます。ツヤだしスプレーや、トリートメントなど髪の外側からのケアで、ある程度ツヤ髪になれるかもしれません。しかしメッキははがれるものです。

「皮脂分泌が大切」と聞くと、揚げ物をたくさん食べればいいの?と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし食品からの脂質過多は、オイリー肌へと導き、ベッタリとしたあまり質のよくない皮脂が過剰に分泌することになります。髪のベタつき、悪臭、フケなどの原因となり毛穴も清潔に保つことが難しくなります。そして、ついでのように顔や背中の皮脂も過剰分泌してニキビを増やすことにもなりかねません。

内側から質の良い皮脂を分泌させるには、良質な油分を摂っておきましょう。魚介類やアマニ油、エゴマ油などに含まれるDHAやEPAといったオメガ3系の油分。そしてオリーブオイルやアボカド、ごま油に含まれるオレイン酸などです。

ビタミン類は脂溶性ビタミンと呼ばれるビタミンA・E・D・Kの4つも大切です。緑黄色野菜はβ-カロテンの含有量が高いことを指す野菜ですが、β-カロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンEも緑黄色野菜や、先述の油脂類にも含まれます。ビタミンDはキノコ類、ビタミンKはほうれん草や小松菜、納豆から摂取できます。
β-カロテンは緑黄色野菜だけでなく、色の濃い果物、柿、マンゴー、パパイヤ、ビワなどからも摂取できます。今の季節なら柿がいいですね。

髪のツヤがなくなってきた!と思ったら、緑黄色野菜と魚介類を中心とした食生活にシフトしてみましょう。