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野菜&果物の美養栄養学

シニア野菜ソムリエが、野菜や果物のお話とレシピ、ダイエットなど「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

免疫力UP野菜レシピ2~腸内環境を整え免疫力を高める~柚子大根

免疫力UP 野菜レシピ 野菜のお話

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12月の連載のテーマは人間誰もが持つ「自己免疫力」についてです。昨日の記事では、免疫細胞の約70%が腸内にいることをお話しいたしました。免疫細胞が体内で活躍して、あらゆる病気やウイルスから私たち自身のカラダを守るには、腸内がキレイでないといけないのでしたね。年末はオフィスも家も大掃除シーズンですが、ご自身の腸内もお掃除しておきましょう。

ということで、腸内をキレイにするレシピのご紹介です。大根と柚子を使った日本に昔から伝わるお漬物『柚子大根』です。柚子大根はぬか漬けではないので、面倒な手間はいりません。大根も柚子も生でいただけるので、塩分と共に漬けている間に乳酸菌が発酵され、美腸効果が期待できるので、旬の野菜で腸内の大掃除をしてみましょう。

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レシピの前に本日の野菜のお話は「大根」についてです。

大根は、年中出回るようになりましたが、本当の旬は冬です。

原産国は中央アジア説とヨーロッパ西南部説があり、地域によって、色や形が様々です。エジプトには4,000年以上も前から、ピラミッド建設に関わった人々の食料であったと伝わっています。日本での栽培も古く弥生時代に中国から伝わり、稲作と共に始まったという言い伝えが残っています。

大根の辛味成分は「ジアスターゼ」という成分によるものです。ジアスターゼは消化を促し、胸やけや、胃腸の改善食として用いられます。またがん予防として注目を集めている「スルフォラファン」も入っており、食べ過ぎによる体に溜まった老廃物や毒素の排出にも期待できるでしょう。 また昔から咳止めや殺菌作用のある野菜としても親しまれており、のど飴の材料にもなっています。

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腸内環境を整え免疫力を高める~柚子大根レシピ

【作り方】大根1/2本分

  • 大根 1/2本
  • 柚子皮 小ぶり1個分(大の場合1/2個)
    [調味料]
  • 柚子果汁 小ぶり1個分(大さじ1弱程度の量)
  • 酢 大さじ2
  • 砂糖(ラカント/てんさい糖) 大さじ3
  • 塩 小さじ1

【作り方】

  1. 大根は皮をむき、縦に4等分(後でイチョウ型にしやすいよう上から見て十字にカット)にしておく。
  2. スライサーで、4等分にした大根を1本ずつスライスしていく。(イチョウ型になる)最後までスライスしたら、密封容器に入れておく。
  3. 柚子は果汁を絞り出した後、皮を極細の千切りにし、2の密封容器に入れる。
  4. [調味料]の材料は予め混ぜ合わせておき、その後、密封容器に入れる。よく材料を混ぜ合わせたら、蓋をし、冷蔵庫で1晩以上寝かせて出来上がり。
    ※冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。

【美養効果】

大根をスライスして、柚子を搾り、皮を千切りにして、後は調味料に漬けるだけという火も使わない、とっても調理もラクなレシピです。市販の「柚子大根」などのお漬物は意外と高価ですが、自宅で作ると量もたくさんできて、おトクですよ。柚子が手に入りにくい場合は、レモンやかぼすなどで代用しても楽しいでしょう。

大根は生でいただくのですが、1晩以上、塩分の入った調味液に漬けるので、辛くありません。糖分も塩分も入っているので、大根の酵素とともに、乳酸菌が生まれてくるので、ヨーグルトが苦手な方でも、乳酸菌摂取が実現できますよ。

大根は生でいただくと、ジアスターゼなどの消化酵素の効き目が高い状態でいただけるので、デトックスや体内の解毒作用も期待できるでしょう。

市販の柚子大根は甘すぎる時もありますが、砂糖を白糖ではなくラカントにすると糖質オフのお漬物に、そしててんさい糖にすると、オリゴ糖が摂れるので整腸作用が望め、美腸にいいお漬物となります。

大根自体も風邪や咳の予防になるので、ダブルで免疫力UPとなるでしょう。柚子も、冬限定のかんきつ類。ビタミンCやクエン酸が補えるので、免疫力UPにつながるでしょう。