野菜&果物の美養栄養学

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冷え予防★野菜レシピ12~寒くてカサカサする冷えに♪里芋のつくねバーグ

 

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 昨日の記事で「寒くてカサカサする冷え性」をご紹介しましたが、本日は、冬のネバネバ食材であり、日本人のDNAに太古の昔から馴染のある里芋を使った”つくねバーグ”をご紹介します。

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本日の野菜のお話は「里芋」です。

里芋は、某ハリウッド女優が「日本の芋でシワが消えた!」と昨年一部のメディアを賑わせたことで、世界的に注目度が上がっている根野菜の一つ。

しかし、原産国はインド東部からインドシナ半島と伝わっており、日本へは縄文時代に中国大陸から伝わったと考えられています。里芋は茹でただけで、味付けしなくても独特の風味があって美味しく感じますが、お米文化の前から食べられていた里芋の味がDNAに染みついているのでしょうか?

江戸時代に薩摩芋、明治時代にじゃがいもの栽培量が増えるまでは、我が国で「芋」と言えば、里芋のことを言っていました。一般に食す里芋は「小芋(子芋」と呼ばれ、親芋の周りにある芋を食しています。調理するとほとんど同じ味ですが、大型のセレベス、京都の伝統野菜「京芋」、自然薯などもサトイモ科サトイモ属の植物です。

某ハリウッド女優に、「シワが消えた」と言わしめた里芋の主な成分は、ネバネバ成分であるムコ多糖類です。ムコ多糖類は夏のオクラで有名ですが、里芋に含まれます。胃腸などの体内器官の粘膜を健康に保ち、乾燥してカサカサと荒れた肌の改善にも適しています。体内の器官の粘膜が健康で潤っていると、心身のカサカサや冷えも改善されていくでしょう。

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寒くてカサカサする冷えに♪里芋のつくねバーグ

【材料】2~3人分

  • 里芋 2~3個(皮をむいた状態で100gほど)
  • 鶏ムネ肉のひき肉 150g
  • おろし生姜 小さじ1
  • 淡口醤油 小さじ1
  • 酒 大さじ1
  • 片栗粉 大さじ1
  • ごま油 適量
    *つけあわせに葉野菜の和え物など

【作り方】

  1. 里芋は皮をむいて、2~3cmの大きさに乱切りする。耐熱皿に入れてラップをし500Wの電子レンジで3~4分加熱する。
  2. 里芋を大き目のボウルに入れ、熱いうちに潰しておく。そこに鶏ひき肉など、ごま油以外の材料を全て入れて丸め、6等分にする。
  3. フライパンを熱し、ごま油をしいて、2の里芋つくねバーグの種を平らにしてから、両面こんがりと焼く。鶏ひき肉に火が通るように、大さじ1程度の水(分量外)を入れて、ふたを閉め、蒸し焼きにして出来上がり。
    ※つけあわせは、過去記事でご紹介した「かつお菜のじゃこ炒め」です。
    ※ポン酢や醤油、味噌だれなど、お好みのソースでお召し上がりください。

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【美養効果】

里芋と一緒に使った鶏のムネ肉は、脂肪分が少なく、イミダゾールペプチドが豊富です。イミダゾールペプチドは、カラダと脳の疲労回復に効くと注目の成分ですね。サプリメントなども多く出回っていますが、やはり原料である鶏のムネ肉そのものを食べるのが一番です!特に心がカサカサしている方は、脳が疲れているのかもしれません。

心身の乾きが潤えば、カサカサする冷えは改善していくでしょう。