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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

花粉症対策と野菜の関係05~【2】腸内環境を調整する食べ物

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花粉症と腸はあまり関係がないように思うかもしれませんが、腸内環境を整えておくことも大切です。

なぜなら、腸内から、有害物質を排除して、細菌叢(さいきんそう)を活性化するので、免疫システムが調整されるのです。有害物質の中には、もちろん花粉も入っています。

花粉と闘ってくれる自然免疫機能の70%は、腸内環境で決まると考えられています。免疫系をコントロールしているのも、実は胃腸。腸内の細菌叢が元気に働いてくれることで、免疫力のバランスが維持できているのです。

腸内の細菌叢が元気!とは、腸内が善玉菌優位であることですね。ビフィズス菌が活性化している状態でもあります。

しかし、腸内がキレイでないと、いくらビフィズス菌がいいからと言ってヨーグルトや乳酸菌飲料などを摂取しても、腸内でビフィズス菌は活性化してくれません。腸相が悪いと、悪玉菌に分類される大腸菌や腸球菌といった菌がうごめいていると、それらが邪魔になるのです。これらの悪玉菌をお掃除するには、食物繊維や腸に負担をかけずに消化できる発酵食品の摂取が必要となってきます。

ヨーグルトや乳酸菌飲料、漬物、納豆、キムチ、味噌などの発酵食品を食べても便秘が解消されない、という方もいらっしゃいます。しかし、近年の研究で、発酵食品を食物繊維と一緒に摂取すると相乗効果で便秘の改善が見られることがわかっています。

発酵食品と食物繊維を一緒に食べることを「シンバイオティクス」とも言うそうです。

漬物、納豆、キムチは、それ自体が発酵食品であり、野菜や大豆から食物繊維が摂れるので、一品で一石二鳥の効果が望めそうですね。ヨーグルトは果物や野菜と一緒に摂るようにしましょう。

 

シンバイオティクスな食べ方

  • キムチ×納豆
    どちらも単品で食べてもシンバイオティクスの働きがありますが、一緒に食べると最強です!キムチのピリ辛は、トウガラシに含まれるカプサイシンによるもので、鼻の通りをよくしてくれるでしょう。
  • ごぼうのヨーグルトサラダ
    食物繊維の含有量が野菜の中でもトップクラスのごぼうは、茹でて千切りにし、ヨーグルトとあえていただきましょう。
  • にんじん×豆乳×オレンジのスムージー
    豆乳または牛乳にオレンジなどの柑橘系フルーツの果汁を入れると、軽く発酵してラッシー風のドリンクになります。ただし、缶ミカンなどではなく、生の柑橘系のフルーツを使用してください。にんじんも一緒にミキサーで撹拌(かくはん)するとシンバイオティクスに。
  • 生姜の甘酢漬け×りんご
    お酢も立派な発酵食品。日本では米酢や穀物酢ですが、海外から伝来したビネガーではワインビネガー、リンゴ酢、バルサミコ酢などがありますね。これらに砂糖(なるべくラカント/てんさい糖)を加えて生姜を漬けこみ、スライスりんごと一緒にいただきましょう。欲しぶどうを添えても美味!

わりと身近にある食材を、いつもと違う角度で組み合わせると、シンバイオティクスな食べ方はいろいろ思い浮かぶのではないでしょうか?

上記はほんの一例ですが、「発酵食品×食物繊維」この組み合わせを思い出して、腸内環境環境をクリーンにしておきたいですね。腸内に溜まった花粉も一緒に体外へ排出してくれるでしょう。