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花粉予防★野菜レシピ06~アレルギー症状をやわらげる!?酢れんこん

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本日は、花粉症のアレルギー症状を抑えてくれる、と数年前から注目されている”れんこん”についてレシピとともにお話ししたいと思います。

レシピは、日本料理ではおなじみの「酢れんこん」です。そのまま副菜の1つとしてもいただけますが、ちらし寿司や海鮮丼のトッピングしたり、作り置きしておくと何かと便利です。洋食にもあうので、スモークサーモンや生ハムといただいても美味ですよ。

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本日の野菜のお話は「れんこん」です。

昨日のブログでも少し触れましたが、れんこんの皮の表面にある黒い斑点はカテキンです。しかし、皮をむいて調理すると、せっかくのカテキンを捨ててしまうことになるので、なるべく皮ごと調理するといいですね。このカテキンに花粉症の症状をひどくする真犯人IgE抗体の原因物質となるヒスタミンの放出を抑制する作用があるのです。

また花粉は、腸に蓄積されてしまうので、腸をキレイにしておくことでも花粉症の予防や改善につながります。れんこんを加熱すると、オクラほどではありませんが、ほんのりと粘り気が出るのはムコ多糖類によるものです。ムコ多糖類は胃の粘膜を保護する作用もありますが、腸をキレイにする役目もあります。

そして根菜類であるれんこんは食物繊維も豊富。腸壁にへばりついた花粉をお掃除するにも適した野菜なのです。

カテキンでIgE抗体を抑制、ムコ多糖類で腸をキレイに、食物繊維で腸壁のお掃除、とトリプルで役に立つ野菜となるでしょう。

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アレルギー症状をやわらげる!?酢れんこん

【材料】2~3人分

  • れんこん 1/2節(150g前後)
    [調味料]
  • お出汁 100cc
  • 酢 大さじ4
  • 砂糖(ラカント/てんさい糖)大さじ2~3
  • 塩 小さじ1/4

 

【作り方】

  1. れんこんは表面の泥など汚れをよく洗っておく。ヘタだけ切り落とし、5mm程度の輪切りにする。
  2. お鍋に1リットル程度の水と塩/小さじ1/2ほど(分量外)、1のれんこんを入れ、中火で15~20分茹でる。※根菜類は水から茹でましょう!
  3. れんこんが茹であがったら一度ザルにあげておく。2と同じお鍋を軽くゆすぎ、[調味料]の材料を全て入れて、中弱火にかける。砂糖と塩が完全に溶けたら火を止める。
  4. 耐熱の密封容器を用意して、れんこんと3の調味料がまだ熱いうちに一緒に入れる。粗熱が取れたら蓋をして、冷蔵庫で1晩寝かせてできあがり。
    ※お好みで刻みのりや青のり、クコの実などをトッピングしても美味です!

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【美養効果】

甘目がお好きな方は、特に砂糖を、なるべくラカントやてんさい糖を使うようにしましょう。せっかくのれんこんも糖質を摂りすぎると体内で脂肪に蓄積されて、IgE抗体の原因となるヒスタミンを放出させてしまうことになります。ラカントならほぼ心配はありません。てんさい糖はオリゴ糖として腸内環境をれんこんと共にさらに良くしてくれます。お酢も発酵食品なので、腸に働きかけてくれますね。

日本人はもともと、便秘しにくい人種でしたが、戦後の食の欧米化で日本人DNAの記憶になかった食べ物を消化するようになり、便秘人口が増加したとも考えられています。伝統の和食を食べていればさほど便秘に悩むことは少ないのかもしれません。

スギ花粉も戦後に緑を戻そうと、たくさん植えられましたが...森林浴ではなく、花粉症という公害を生んでしまったようですね。もちろん諸説はありますが、過去を恨むよりも、現世で気分よく過ごせるよう、れんこんのパワーを取り入れてみましょう。