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花粉症対策と野菜の関係13~花粉症の改善率が80%以上の成分とは?

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『花粉症対策と野菜の関係』の連載も後半に入り、残すところ1週間となりました。食事や生活習慣などは、だいたいお伝えできたと思うので、あくまで自然療法に近い、花粉症対策のグッズや漢方などにも触れていきたいと思います。

花粉症にお悩みの方なら、ご存知の人も多いと思いますが、”タキサス”という高山植物の紅豆杉から約300種類もの有効成分が入っているとのこと。

ごまなどでおなじみのリグナンが中心になっているようですが、このタキサスという植物なら強力なようです! 製品によっては高価なものもありますが、漢方薬やお茶などなどが製品化されていますね。

日本アレルギー学会が発表したデータによると、東京都内の66人の花粉症患者にタキサスを摂取してもらい、経過を見たところ、下記のような改善率がわかったようです!

  奥多摩地区
40分後
奥多摩地区
2時間後
都心地区
30分後
都心地区
2時間後
くしゃみ 60.0% 62.1% 44.4% 44.4%
鼻水 51.6% 58.6% 88.9% 87.5%
鼻づまり 34.6% 25.9% 87.5% 100%
鼻・のどのかゆみ 47.8% 37.5% 62.5% 100%
目のかゆみ 58.6% 79.3% 88.9% 100%
涙目 75.0% 87.5% 100% 100%

 

これはタキサスの漢方薬よりも含有量の少ないお茶でのデータのようですが、花粉症で、一番つらい、くしゃみや鼻水、涙目などの症状が改善できているのがわかりますね。

これはタキサスに、花粉症の症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑える作用があるからだそう!

漢方やお茶なので、あくまで補完剤ではありますが、花粉症の薬を飲んでいると、どうしても眠くなったり、胃腸が荒れたりと、副作用があるのも事実。適宜、併用してみるといいかもしれません。

タキサスの主成分である「リグナン」に関しては、過去の記事「【1】自然免疫を調整する食べ物~リグナンがヒスタミンを抑制!?」でご紹介したことがありますね。

ごまや亜麻仁油などに含まれているので、食事から摂取しておきましょう。

ごまは、ほうれん草のごま和えや、ごま豆腐、ごま団子、また韓国料理のナムルはベースがごま油です。たっぷりの野菜をごま油と塩だけでいただくので、ビタミンやミネラル、食物繊維も一緒に摂れて、効率がいいでしょう。