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花粉症対策と野菜の関係14~アブラナ科の野菜に含まれるグルコシノレートにも花粉症改善作用が!

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『花粉症対策と野菜の関係』の連載も残すところ、数字となりました。少しでも有力!?と考えられる野菜をご紹介して、食べて花粉症の抵抗力をつけていっていただきたいと思います。

菜の花を始め、春キャベツ、小松菜、大根、ブロッコリーなどのアブラナ科の植物には、共通してグルコシノレートという成分が含まれています。

このグルコシノレートという成分に、花粉症の改善や予防作用があるのです。

グルコシノレートは、アブラナ科の野菜の茎、葉、根、種子に多く含まれる辛み成分です。辛味成分は総じて解毒や殺菌作用のある成分が多いですが、グルコシノレートもやはり解毒作用が強く、がん細胞抑制作用で注目を浴びた成分でもあります。

がん細胞を抑制するほどですから、解毒作用が強力なのもうなずけますね。

花粉症をはじめ、各種アレルギー症状を引き起こす、ヒスタミンの活性も抑制するようです。

おさらいすると、ヒスタミンは体内の脂肪酸から放出されるので、花粉症の時期は脂っこい者、脂肪分の多い霜降り肉や、鶏の皮、トロなどの摂取は控えるようにしましょう。またラードや牛脂、バター、マーガリンなどを多用した料理や、食品も控えると中性脂肪が溜まりにくく、ヒスタミンの放出も抑えられるでしょう。

 

そして一見、関係なさそうな糖分も余剰分は中性脂肪として体内に蓄えられてしまうので、要注意!スイーツ好きの方は、花粉症の時期だけでも量を減らしてみましょう。

ダメ出しばかりでは、食べる楽しみが半減してしまいますが、改善が難しくても、グルコシノレートを含んだ、アブラナ科の野菜を摂り入れるようにすれば、花粉症への抵抗力は培われていくもの。野菜を食べる習慣も、まずは身につけておきたいですね。

季節の野菜は、だいたい、季節に応じた悩みを解決できる野菜が出回るものです。これも自然の摂理なのでしょうか?今の時期にしか味わえない菜の花の苦味もグルコシノレート。今は年中手に入りますが、かつては冬から3月頃までしか流通していなかった小松菜や大根などの苦味もグルコシノレート。そして葉が柔らかくて食べやすい春キャベツにも!

身近な食材ですし、忙しくて調理するヒマのない方も、お惣菜などから、これらの野菜料理をチョイスしてみましょう。