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7時間睡眠でもカラダのダルさ、疲れが取れないのはなぜ?脳の疲れを取る食べ物

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「春眠暁を覚えず」と言いますが、睡眠時間は7時間ほどキチンと確保したのに、翌朝寝覚めがわる方は、脳が疲れているかもしれません!? 

 

「春眠暁を覚えず」の意味は、

春の夜はまことに眠り心地がいいので、朝が来たことにも気付かず、つい寝過ごしてしまう。
"春眠(しゅんみん)暁(あかつき)を覚えず", デジタル大辞泉, JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, (参照 2017-04-03)

とのこと。気持ちよくて、寝過ごすならいいですが、疲れが取れずに、起き上がれないのはつらいですよね。

 

仕事や運動などで疲れると、脳の自律神経の中枢が疲労してカラダに現れてしまいます。一体、どういうことなのでしょうか?

脳の疲れはこうして起こる!?

私たちの体内は60兆個の細胞でできていますね。その細胞のミトコンドリアが活性酸素で傷ついてしまうと、疲労を感じる仕組みになっている、と考えられています。

長時間のデスクワークで、肩こりや眼精疲労がひどくなったり、運動をして筋肉痛になるのは、カラダが「これ以上無理をしないで!」と痛みによって、送ってくれているシグナルです。

これは自律神経の中枢の細胞が傷ついて疲労になっているのですが、自律神経の中枢には、視床下部と前帯状回という部分があります。自律神経は、生体機能を維持するために眠っている間も働き続け、酸素の消費量がとても多いので、活性酸素も大量に生じているそうです。

活性酸素が生じる原因をなるべく減らす

活性酸素といえば、女性はお肌のシミケアのからくりでご存知の方も多いでしょう。肌で活性酸素の進行が進むとシミの原因になるように、脳で活性酸素が生じると、神経細胞を攻撃して疲労感につながってしまうのです。

活性酸素は除去しなければいけません。脳に活性酸素が生じていると、どんなに睡眠時間を長く確保できたとしても翌朝、疲れがとれず、日中も眠さが続き、カラダのダルさも残るのです。

過激な運動は活性酸素の発生が多くなることはよく知られていますが、有酸素運動として取り入れられているヨガも、ホットヨガは体温を上げ過ぎるので、活性酸素が発生しやすいと言えるでしょう。サウナもしかり。

他に、仕事や勉強など、やりかけたら、寝食を忘れて取り組むタイプの方は、脳にストレスがかかり、交感神経が優位になるので、眠っている間も、疲れが取れにくくなります。

そして、美養や健康の天敵でもある、深夜飯!特に23:00以降は寝るだけなので、何か食べるよりも、いっそ抜いてしまう方がベター。どうしてもの時は納豆や、豆乳、低脂肪のミルクなど、眠っている間の成長ホルモンを促してくれるものを少量だけ摂るようにしましょう。

眠っている間に脳の疲れを取る食べ物とは?

  •  抗酸化物質
    アントシアニンはカテキン、ビタミンACEが一般にもよく知られていますね。
    ・アントシアニンは、ブルーベリー、ナスなど紫色の果物や野菜類です。
    ・カテキンは、緑茶や紅茶、そして蓮根の皮の表面にある黒いツブツブです。
    ・ビタミンAは野菜ではβ-カロテンの形で含まれ、緑黄色野菜全般に含まれます。
    ・ビタミンCは葉野菜や果物に多く含まれます。
    ・ビタミンEは黄色やオレンジ色の野菜や果物(にんじん、南瓜、マンゴーなど)
  • イミダペプチド
    鶏のむね肉、マグロ、カツオなど大型の魚に多く含まれます。カツオは「春鰹」が旬を迎えるので、美味しい季節ですね。
  • イソフラボン
    特に女性は更年期を迎えると、女性ホルモンが減少していくので、大豆や豆乳製品からイソフラボンを摂取しておく必要があります。

よくある食材に、脳の疲れを取ることが期待できるので、たっぷり野菜と鶏料理、マグロやカツオも必ず野菜と共にいただくようにすれば、改善につながりそうですね。大豆製品は、乳製品を豆乳系にチェンジするなどすれば(ソイラテ、豆乳ヨーグルト)摂取量が増やせるでしょう。

質の良い睡眠で、新生活をスタートさせましょう!