野菜&果物の美養栄養学

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メンタルヘルスのケア~野菜と果物を食べている人は心理的苦痛が少ない!?

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今週のお題「家飲み」

今週から梅雨入りした地域が続々!この時期は気候のジメジメがそのまま心のジメジメとなり、心身共に不調になりがちですね。些細なことで不安になったり、人に言われたことを悪くとって、傷ついたり、心理的苦痛も増えてきます。

そんな中、オーストラリアからメンタルヘルスのケアに野菜と果物を毎日食べていると、心理的苦痛が少ない!という研究発表がありました。

皆さまは、”おうちご飯”のおかずや”家飲み”のおつまみに、どれぐらい野菜を摂取していますか?

野菜や果物を食べる人ほどメンタルが強い!?

オーストラリアの研究報告では、45歳以上の男女6万人以上を対象とし、ケスラーの心理的苦痛尺度に基づき、10項目の質問を設定しました。

そして性別、年齢、喫煙、飲酒などで統計学的に調整して、1日当たりの野菜と果物の摂取量に対して3つの群に分けました。

その結果、この調査での中間に値する野菜&果物「5~7皿」の群は、一番少ない「0~4皿」の群に比べて、重度の心理的苦痛の危険度が14%低いことがわかりました。

また野菜だけの調査では、中間の「3~4皿」の群は、一番少ない「0~2皿」の群と比べて危険度が12%低いことがわかりました。

男女別では?

先述と同様の調査で、男女別にみると、特に男性は、野菜&果物、または野菜だけの摂取量の違いで、有意な危険度の低下は見られなかったそうです。

女性の方は、野菜&果物の摂取量が「5~7皿」の群は「0~4皿」の群に比べて23%、危険度が下がり、野菜のみでは「3~4皿」の群は「0~2皿」の群と比べて18%危険度が低いことがわかりました。

女性は月経や女性ホルモンの関係で時期によってカラダのリズムがあるので、些細なことでも心理的苦痛となってしまうことがあります。女性にとっては野菜や果物はメンタルヘルスをケアするためにも必須食品と言えそうですね。

【参考】BMJ

梅雨時期の旬野菜と果物

この調査ではどんな野菜と果物が食べられていたかまではわかっていませんが、ここからは、この調査内容のご紹介からは離れて、梅雨時期の旬野菜と果物について触れていきます。”家飲み”でプラスするとメンタルヘルスケアになるかもしれません。

  • 梅雨時期の旬野菜
    • 炒め物や和え物に
      空芯菜、つるむらさき、モロヘイヤ、高原キャベツ、アスパラガス、さやいんげん
    • おつまみに
      そらまめ、枝豆、スナップえんどう、オクラ、とうもろこし
    • 香味野菜
      しそ(大葉)、にんにく、新しょうが、らっきょう
  • 梅雨時期の旬果物
    • 梅、さくらんぼ、すいか、ゴールデンキウイ、枇杷、すもも、あんず、ブルーベリー、メロン、いちじくなど

梅雨空やじめじめとしたお天気はさておいて、旬の野菜や果物はラインナップを見ているだけで元気になりそうですね。旬の食べ物は季節に応じた不調を改善してくれる作用も期待できるので、”家飲み”の際は、以上の野菜や果物を摂食的にとり入れてみましょう。飲みすぎで傷んだ肝臓も労わってくれるでしょう!