一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

自閉症は「白い食べ物を好む」のが特徴?白く生成された食品の危険性とは?

f:id:miwamomoka:20170623213726j:plain

少し暗い話題になりますが、日本でもストレスや過労により、精神疾患や、軽いプチうつなどの人口が増えましたね。

自閉症もその一つ。

アメリカでは精神疾患にかかりやすい患者さんの食事内容が、長年によって調査されており、特に自閉症では、子どもころから、「白い食べ物を好む」傾向があることがわかってきました。

白い食べ物とは?

ここでいう、白い食べ物とは、大根やニンニクなど、白い野菜を指しているわけではありません。

「白く加工された食べ物」のことで、白く生成された砂糖、小麦粉などのことを指します。※アメリカの研究なので、白米は含まれていません。

これらはスナック菓子、パン、クッキーなどの焼き菓子、ピザ、パスタなどに含まれるもので、炭水化物や糖質ということになります。

また砂糖は、ジュース、コーラ、スポーツドリンクなど安価で購入できる飲料水にも含まれていますね。

アメリカでは自閉症患者には肥満者も多く、たいていこれらを含む食品を食べて育っているケースが多く、小児肥満も問題視されています。

 

生鮮食品の摂取がないと危ない?

問題なのは、白い食べ物ばかり食べるという行為です。

たいてい、上記のようなケースでは、野菜や肉類、魚介類、海藻類などの生鮮食品を食べていません。

そしてアメリカのハンバーガーやホットドックは、日本のように、レタスや玉ねぎが入っているわけではなく、バンズ(パン)と肉の加工品、そしてケチャップなどの調味料だけです。

そうすると、体内は、糖質と脂質過多となり、それらが栄養としてカラダに吸収するのを手伝うビタミンやミネラルなども不足して、太っていくのです。

太っていくと、中性脂肪からヒスタミンという物質が放出され、脳の神経伝達物質などにも影響を及ぼし、前向きな思考や、やる気などが出なくなってくるのです。

また、タンパク質も不足しがちになります。

かろうじて、ウィンナーやハンバーグなどは摂取するかもしれませんが、加工品の場合、それらにタンパク質が入っていたとしても、酸化してしまった脂肪分も含まれるため、さらにカラダに中性脂肪が蓄積されることになります。

そうしてまたヒスタミンの放出が増え、ますます脳は、ネガティブ思考に偏ってきます。

日本では?

日本で糖質オフがブームになっているのは、ダイエット目的だけではなく、白く生成された炭水化物や砂糖の摂取を減らす目的も果たせることもあるでしょう。

多くの医師がこぞって糖質オフを推奨する書籍を出版していますね。

日本ではアメリカのように、大掛かりな自閉症と、食事の関係を追跡調査した研究発表は出ていませんが、白い食べ物から摂れてしまう糖質過多は実際に体内で簡単に中性脂肪になるので、ヒスタミンの放出が増えるのです。

細い人でも、野菜の摂取が足りず、タンパク質食品の摂取も足りず、炭水化物に頼りがちな人は、隠れ肥満かもしれません。

見た目が細くても、筋肉が少なく、脂肪でタプタプしていませんか?

もし最近ネガティブだな?と感じ始めたり、些細なことで悩んだり、イライラしたり、怒りっぽいと思ったら、スイーツや、炭水化物の摂取量を減らしてみましょう。

脳の神経伝達物質も、免疫力も、そして60兆個の細胞も、食事からのタンパク質が材料となります。

タンパク質は体内でアミノ酸に分解され、野菜や海藻などに含まれるビタミンやミネラル、機能性成分などの力を借りて、細胞分裂や、脳をはじめとする器官の筋肉を造っていきます。

そしてホルモンとよばれる物質たちも、酵素とよばれる物質もしかり。

 

炭水化物や糖質はエネルギー源となるので、減らしすぎても問題になりますが、それだけを食べていても、人間の機能が正しく動きません。

バランスを心がけて、「白い食べ物」とつきあうようにしましょう。