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夏越ごはんは6月30日に食べる新習慣!気になる由来や栄養は?

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2017年も、今週で半年たつことになりますね。

その6月30日は、年末の大晦日のように、気に掛ける人はあまりいないですが、「夏越の祓(なごしのはらえ)」といいます。

神社などで盛大に行われており、過ぎ去った半年間の無事と、その後の半年間の祈祷を行い、わらで作った大きな輪「茅の輪(ちのわ)くぐり」という儀式のことです。

そしてその習わしとして、大晦日の「年越し蕎麦」のように、「夏越ごはん」を食べるのが、最近の夏の新たな習わしとして定着しつつあります。

「夏越ごはん」にはルールがあるので、その真相をみてみましょう!

夏越ごはんとは?

「なごしごはん」と読み、儀式の「茅の輪」にちなんで、夏野菜のかき揚げを、雑穀ごはんの上に乗せ、大根と生姜のおろしが入った天つゆをかけていただく丼です。

雑穀ごはんを使うのは、五穀豊穣を願う意味も込められています。

かき揚げは丸いので、前述の通り、「茅の輪」を表しています。

そして夏野菜を使うのは、旬を大切に、オクラやゴーヤ、いんげんなどの緑の野菜を入れること。

そして、パプリカやにんじん、えびなど赤い食べ物をいれることがルールとなっています。

そして大根おろしと、おろし生姜が使われるのは、邪気払いの意味が込められています。どちらも殺菌作用がある野菜ですからね。

こうして縁起の良い食材を集めて、丼にしたものです。

夏越ごはんの栄養価は?

夏野菜のかき揚げは、緑と赤の野菜を使うのが習わしなので、β-カロテンが豊富ですね。抗酸化作用があるので、免疫力UPにもなるでしょう。
揚げ物なので、カロリーが気になるところですが、野菜のかき揚げですし、ごはんも白いご飯ではなく、食物繊維たっぷりの雑穀です。
その点でも、カロリーは気にせず、しっかりとデトックス作用が望めそうです。
さらに大根と生姜の殺菌作用も加わるので、デトックス作用はバッチリ!
体内の邪気払いもなるので、よく考えられた丼だと感じます。

スーパーや外食チェーンで!

一般のスーパーやデパ地下、ファミレス、有名な丼チェーン店なども「夏越ごはん」の取り組みに参入しているので、6月30日は、ご近所のスーパーでもかき揚げや雑穀ご飯が飛ぶように売れるでしょうね。

そして、今年の6月30日は、プレミアムフライデーと重なるので、
ご自宅で家族揃って「夏越ごはん」という方は、
かき揚げの食材に使われる緑の野菜と赤い野菜は、早めに買いそろえておきましょう。

栄養満点で、筆者も今年は絶対にいただこうと思います。

ここ10年来、日本の米の需要は減り続けていますね。
そのため、「夏越ごはん」はお米を食べよう!という意味合いもこめられ、米穀機構が発案したものだそうです。

昨年はまだ知る人はわずかでしたが、今年は新たな食習慣として話題沸騰中ですね!
必ずいただいて、カラダも運勢も邪気払いを行っておきましょう。