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梅雨は不眠になりやすい?不眠症の治し方は食べ物の改善から

梅雨は、低気圧の影響で、空気中の酸素が少なくなるようですね。
そのため、脳は副交感神経が優位になるので、日中もカラダが「おやすみモード」になり、だるい、ヤル気が起きない、という状態になりやすい時期です。

夜はそのせいで、交感神経が優位となって、目が冴え、不眠になりがちです。
梅雨は時期的に、昼夜逆転になりやすいのです。
その原因や治し方はあるのでしょうか?

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梅雨の低気圧の特徴

梅雨の低気圧は、カラダのさまざまな痛みのもととなるヒスタミンという物質の分泌を増やします。
そのため、頭痛や肩こり、腰痛などの不調も増えてきます。
こうした体調不良から、梅雨時期は誰しもストレスを感じやすくなっているのです。

その上、冒頭で述べたように、昼間から副交感神経が優位になり、昼夜逆転するため、免疫力が全体に落ちていきます。
免疫力が落ちると、病原菌に勝てないので、風邪をひきやすく、食中毒菌も撃退できず、悪循環ですよね。

それには、睡眠時間を確保して昼夜逆転を一刻も早く改善することも必要なのです。

不眠症はどうやって治す?

夜、交感神経が優位になってしまうと、寝つきが悪くなるので、睡眠時間を確保できてもムダになってしまいますね。

TVやインターネット、スマホなどが発つ光は目を冴えさせるので、特に不眠で悩む人は22:00以降はシャットアウトしてしまいましょう。

そして18:00以降に食べる物も大切です。
残業時につまみがちなチョコレートや、お腹の足しになる焼き菓子、そしてコーヒーなども含まれます。

18:00以降に砂糖や小麦粉などの白く生成されたものから摂る糖質で脳にブドウ糖を供給してしまうと、就寝時になっても目が冴えてしまうのです。

カラダが疲れているのに、眠れないのは、まさに交感神経が優位になっている証拠。

アルコール類も多飲は厳禁です。

 

夕食に食べると安眠につながる食べ物

まずは、食べる時間帯ですね。
胃に残留物があると寝つきが悪くなることがあります。
残業などで、食事が21:00以降になるようなら、軽く、豆腐、ゆで卵など消化しやすく、就寝時に成長ホルモンがうながされるようなものを食べ、ガッツリとした夕食は避けておきましょう。

20:00までに食事を済ませることが理想ですが、トリプトファン、カルシウム、ビタミン類を多く含むものを選び、カラダを冷やす夏野菜は生ではなく加熱調理していただきましょう。

  • トリプトファンを含む食べ物
    トリプトファンはアミノ酸の1種で、セロトニンを生成する時に必要となります。
    セロトニンは精神を落ち着かせ、安眠に導く神経伝達物質です。
    トリプトファンは、ビタミンB1と一緒に摂ると働きがよくなるでしょう。
    ・チーズ、牛乳、豆乳、大豆、魚など

  • カルシウム
    カルシウムは骨や歯の健康維持だけでなく、イライラ予防など、精神を安定させる作用があります。ビタミンDと一緒に摂ると働きが強まるでしょう。
    ・大豆、ひじき、小魚、小松菜、ほうれん草、チーズ、牛乳

  • ビタミン類
    ビタミンの中でも、ビタミンB1やビタミンCは、ストレスに対する抵抗力を高めてくれるので、安眠を誘うでしょう。ビタミンB1は前述のようにトリプトファンの働きもよくします。
    ・豚肉、大麦、セロリ、レタスなど
    そして、カルシウムの働きをよくするビタミンDは、きのこ類、特に干ししいたけに多く含まれています。

就寝前に食べても、眠りの邪魔をしない食べ物は、過去記事でもご紹介していますので、ご参考になさってください。

梅雨時期にヤル気が出ないのは、自身の性格や体力ではなく、気候の影響も大きいようですね。
そのために、仕事や勉強で悩んでいる方は、睡眠や食事の質を改善してみましょう。