野菜&果物の美養栄養学

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大人の発達障害が急増中~【Vol.1】補うべき栄養成分は?ビタミン編

「大人の発達障害」最近、TVでもよく特集が組まれていますね。

人と話すのが怖かったり、些細なことでパニックになってしまったり、誰にも言えずに、出社拒否や不登校になり、ひきこもるケースもあります。

心療内科や精神科に行っても、薬を処方されるだけで、根本解決になっていない..と悩む方も多いようですね。

アメリカでは日頃の食事内容から発達障害の治療の指導や、研究が行われていますが、日本では食事内容を指導してくれる医療機関はまだわずかです。

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大人の発達障害とは?

発達障害とは、脳機能障害の一つで以下のような特徴があります。

  • 他者とのコミュニケーションが苦手。
  • 暗黙のルールが守れない。
  • 集中力が保てない
  • ミスや失敗が許されない仕事に苦痛を感じる。
  • 決まった時間の通勤や残業など社会生活を送ることに困難を感じる

などです。

分析法によって結果は違ってくるのですが、おおよそ、人口の1~10%の割合で発達障害の人がいると考えられています。

また、先天性のものですし、通常の知的障害に該当する人はおらず、本人も周りも気づいていないケースもあります。

会社ではトラブルメーカーとか、ミスの多い人、というレッテルを貼られがちですが、本人の性格が悪いわけではなく、発達障害の可能性もあります。

 

食事内容を見直しましょう!

発達障害は、脳の機能に障害が起こるので、神経系のどこかが正常ではないということです。

「食べ物で治るわけがない」と思われがちですが、ヒトの体内は全て、毎日食べているものが材料となってできているのです。

細胞も、神経も、臓器も、皮膚もetc..
そのため生きていくことを「食べていかなければいけない」などと表現しているのですね。

日本でも、一部の医師たちが、アメリカから『分子整合栄養医学』を取り入れ、治療の一部として栄養療法を行っています。※オーソモレキュラー療法

まだ日本の大学機関の医学部などでは導入されていませんし、保険がきかないので、カウンセリング料金がやや高めです。

しかし、TVの医療番組に出演されている先生方の書籍が多数出ているので、参考にされるといいと思います。

筆者は母が一時期、更年期障害と重なって、精神的に苦しそうでしたので、姫野先生の本で、家族も救われました。

心療内科に行く前に食事を変えなさい

心療内科に行く前に食事を変えなさい

 

脳は栄養不足!取るべき栄養素とは?

発達障害の人は脳が敏感なので、一般の人よりも疲れやすく、脳のエネルギーも大量に消費してしまいます。
その上、食事が偏ることに、脳の神経に栄養が行き届いていないことも考えられます。
そのため、栄養のバランスが健常人以上に意識しなければいけません。

  • ナイアシン

    ナイアシンはノルアドレナリン、ギャバなどの神経伝達物質をつくるのに使われる栄養素でビタミンB群の1種です。
    発達障害はこれらの代謝不良が起きているとも考えられています。
    特に多動症状はナイアシンの欠乏と関係しているということです。
    ・食べ物:レバー類、かつお、まぐろ、ナッツ類など

  • ビタミンB6とB12
    この2つは、脳の神経細胞に多く存在し、「頭のビタミン」とも呼ばれています。
    ビタミンB6はナイアシンと同様に、セロトニン、ドーパミン、ギャバなどを造り出し、睡眠をコントロールするメラトニンも造っています。
    不足すると睡眠障害を引き起こします。
    ・食べ物:レバー類、まぐろ、かつお、モロヘイヤ、バナナ、アボカドなど
    ビタミンB12は、”メチル化”という神経伝達物質やホルモンの合成に必要な反応を促すので、ヤル気を引き起こしたり、心の安定をもたらすでしょう。
    ・食べ物:レバー類、しじみ、あさり、海苔など

  • 葉酸
    葉酸はビタミンB12と一緒に伝達物質や、ホルモンの合成に必要な「メチル化」を促します。
    そのため、ヤル気を引き起こしたり、心の安定をもたらす働きがあります。
    不足すると、疲労感や無気力、そして頭痛や情緒不安定につながります。
    ・食べ物:レバー類、モロヘイヤ、ブロッコリー、ほうれん草、とうもろころ、枝豆、いちご、キウイなど

  • ビタミンC
    美容のビタミンのイメージがありますが、抗ストレス作用もあります。
    抗ストレスホルモンを生成して、免疫力も高めます。
    ・食べ物:ゴールドキウイ、レモン、赤ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリーなど

  • ビタミンE
    ビタミンEは脳にダメージを与える活性酸素を抑制し、脳の血流量を増やす作用があります。
    ・食べ物:鰻の蒲焼、モロヘイヤ、赤ピーマン、アーモンド、オリーブオイル、ごまなど

長くなってしまうので、その他の栄養成分は、【Vol.2】として本日、正午にお届けします!

こうして見ると、レバー類や、野菜ではモロヘイヤ赤ピーマンがお役立ち食材となりそうですね。