野菜&果物の美養栄養学

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こむら返りは栄養不足?10人に1人が悩む下肢静脈瘤~予防・改善にいい食べ物

女性の10人に1人が悩んでいるという
「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」をご存知ですか?

こむら返りの頻度が多い人や、
脚の血管が浮き出たり、歩く時に脚が重く、
足をひきづるように歩いてしまう人は要注意です!

立ち仕事や妊娠・出産経験者、そして栄養不足など様々な原因があがっています。

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下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)とは?

太ももの裏や、ふくらはぎは、お風呂に入る時も、
目に入らないので、ご自分の脚でも観察する人は少ないでしょう。

しかし、明け方に時々、こむら返りで痛い思いをしたり、
歩く時に脚が重く、すり足で歩いてしまう場合は、
太ももやふくらはぎの裏側をすぐさまチェックしてみましょう!

ボコボコとした膨らみが出ていたり、
網目状の青黒い血管が透けて見えていたりすると、
下肢静脈瘤の可能性が高いと考えられます。

脚の静脈にコブのように血液がたまってしまう状態のことで、
ボコボコとした膨らみは、脚の血流の悪さを物語っているのです。

人間の静脈には、ハの字の薄い弁がついているのですが、
血液が心臓に戻る時に開き、
普段は、血液の逆流を防いでいます。

しかしこの弁が壊れてしまうと、
血液が心臓に戻りにくくなって、
血管内にたまり、下肢静脈瘤となるのです。

主な症状は?

症状としては、脚がだるくて重いと感じる他、
かゆみが出るときもあります。
そのかゆみは、皮膚の虫刺されやかぶれと違い、
患部が体内にあるので、
手でかくことができないので、つらい状態となります。

そして”こむら返り”が起きてしまうのは、
脚の深い部分に流れている穿通枝(せんつうし)という
細い血管が機能しなくなり、
筋肉がけいれんするためだと考えられています。

 

妊娠・出産経験で、弁が壊れるケースも

出産の際に、脚の静脈に圧力がかかってしまい、
弁が壊れてしまうケースもあるようです。
妊娠中に太ももやふくらはぎの裏側が重いと
感じた場合は要注意だそうです。

子宮がお腹の中の静脈を圧迫しているケース、
ホルモンの影響で静脈が太くて、柔らかくなるので、
弁が閉じにくくなるケースが
原因として挙がっています。

しかし、下肢静脈瘤は足を動かす機会を多くし、
マッサージや入浴などで血行をよくすれば、
深刻化することは少ないようです。

血流をよくするケア

なるべく湯船につかり、その時に、太ももやふくらはぎをもんで、
マッサージしてみましょう。
そして、電車に乗っている時や、
ドライヤーで髪を乾かすときは、
かかとの上げ下げをする簡単な運動をするのがベター。
爪先立ちをして、ふくらはぎやふとももを伸ばし、
数秒置いたら、かかとを基の位置に戻すだけです。
これは、お腹の腹筋も鍛えられて、
ポッコリお腹の改善にもいいでしょう。

栄養不足も原因?

下肢静脈瘤も血流の悪さが原因の1つなので、
血流をよくする食べ物を補っておきましょう。

そして、足がつりやすい、こむら返りになりやすい人は、
特にミネラルが不足していると考えられています。

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム

これらのミネラルは筋肉や神経の働きを調節しています。
不足すると痙攣などが起こりやすくなり、
夜中や明け方に、突然、足がつったり、こむら返りになる
といった症状が出てきます。

そしてカルシウムは骨だけでなく、
筋肉の収縮にも重要なミネラルなので、
不足しないように注意しましょう。
カルシウムは日本人の足りない栄養素の中にも含まれています。

この3つを効率よく含んでいる食べ物は、

  • 納豆
  • モロヘイヤ
  • あしたば
  • 小魚

などです。
また漢方では「当帰(とうき)」というセリ科の植物が入っている
製品を探すといいでしょう。

近年、下肢静脈瘤の患者数が増えていますが、
こむら返りの頻度が数か月に1度程度で、
ふとももやふくらはぎの皮膚表面に細い静脈が見える程度なら、
まだ軽症で、食生活やマッサージなどで治まるようです。

しかし、静脈のボコボコが目立ち、
色素沈着など大きなシミのようなものが出現してきたら、
目に見えて悪くなっているので、医療機関で治療しましょう。

脚が重く感じたら、太ももやふくらはぎの裏側を即チェックです!