一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

揚げ物は匂いをかぐだけで体重上昇!?アメリカの最新研究

唐揚げやコロッケ、ドーナツなどの揚げ物、
バターがたっぷりと入った焼きたてのクロワッサンなどなど、
油脂類が入った食べ物は、
独特の香ばしい風味が食欲をそそりますね。

匂いをかぐ分には、
実際に食べていないので、
自分の体重増加に関与しないと思いがちですが…

アメリカのカリフォルニア大学バークレー校が、
先月(2017年6月)発表した論文によると、
油脂類の匂いをかいだだけで体重が増加するかも!?
という内容が発表になりました。

f:id:miwamomoka:20170721113145j:plain

嗅覚を失うと脂質を食べても体重が減る!?

カリフォルニア大学バークレー校の実験によると、
嗅覚を失ってしまった肥満マウスが、
嗅覚が正常な肥満マウスと同じ量の脂質の入った
エサを食べていたにも関わらず、
体重が減っていったということが明らかになりました。

そして通常マウスの場合では、
嗅覚が敏感なマウスは、
正常な嗅覚なマウスと同じ量のエサを食べていても、
体重が増加し、太っていったということです。

※参考:『細胞代謝作用』

動物実験の段階ではありますが、
マウスは人間と同じく、
体内でビタミンCを合成できないなど、
生体構造が似ているので、
人間にも同じことが言えるかもしれませんね。

嗅覚は脳で感じ取る

人間や動物は匂いを鼻でかぎ、
脳でその匂いの特質を記憶しています。

アロマテラピーに代表されるように、
匂いは脳の神経にリラックス効果を与えたり、
スメハラなど体臭や口臭のように、
脳が不快に感じる匂いなどがありますね。

この研究結果で、
食品からの脂質の香りは、
実際に脳のエネルギーバランスに影響することを証明した、
最初の研究になるそうです。

 

食べ物の美味しさを感じる時に、
嗅覚は大切な要因の1つですが、
風邪などで嗅覚が弱っている時に、
滋養のためにと揚げ物を食べても
太りにくいのかもしれませんね。

メタボ対策や肥満への注意喚起は、
日本国内だけでなく、世界中でも行われています。

数年後には飲食行動だけでなく、
匂いに関する注意喚起も報道されるようになるかもしれません。