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水虫と食生活の関係~皮膚にも免疫力をつけよう!

水虫は一般に梅雨時期に増えますが、
暑い真夏も要注意です。

日本人の5人に1人、
そして生涯のうちに2人に1人は一度は感染する?
と推測されている水虫は食生活とも関わりがあります。

いったいどういった食生活を送っている人が、
なりやすいのでしょうか?

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皮膚に免疫力がない人が感染しやすい

水虫の原因菌である白癬菌(はくせんきん)は、
カビの1種で、風邪やウイルスのように、
空気感染はしません。

またお風呂やプールでうつるとも言われていますが、
水中では生きられないカビなので、
お風呂やプールの中では感染しません。

しかし感染者のはがれ落ちた皮膚に白癬菌が
いっぱい存在するので、
お風呂マットや、
プールの脱衣所の床などは要注意です。

目に見えませんが、
感染者のはがれ落ちた皮膚を知らずに踏んでしまうことが
主な感染源です。

しかし、多くの病原菌と同じく、
感染する人としない人がいます。

感染しやすい人は、
特に足の裏の手入れを怠っており、
余分な角質が分厚くなってひび割れしている人です。

そのひび割れた部分は傷口と同じなので、
白癬菌(はくせんきん)が入りやすいのです。

そして角質が分厚くなっているということは、
顔の肌と同じく、
皮膚のターンオーバーが乱れていることになるので、
皮膚の粘膜なども健康ではないことになりますね。

つまり、皮膚に免疫力がないということです。

白癬菌(はくせんきん)は湿気を好む

梅雨時期に水虫が多くなるのは湿気が多いからですが、
カラッとした夏はご自身の汗やご家族の汗が湿気のもととなります。

汗で足は蒸れやすく、
靴やスリッパ、ソファー、布団の中は、
人間の汗で湿気がこもり、
白癬菌(はくせんきん)にとっては居心地のいい環境なので、
どんどん増えていきます。

革靴はなかなか洗いにくいかもしれませんが、
靴用の消毒スプレー後、
晴れた日によくベランダに出して乾燥させておきましょう。

最近はスリッパやスニーカーなら型崩れせずに
洗濯機で洗える洗濯ネットも登場しています。

布団もこまめに除菌スプレー後、よく干し、
ソファは布団乾燥機などを利用して、
湿気を取り除いておきましょう。

皮膚の免疫力UPには野菜も必要

皮膚の免疫力UPも、
内側から丈夫で健康な皮膚が生まれるので、
日頃の食生活が関係してきます。

食事から得られた栄養成分は、
先に体内の臓器や粘膜、血管などから優先的に使われるので、
皮膚に回ってくるのは最後です。

栄養価の低いものばかりたべていると、
古い角質が溜まって、足裏がひび割れてくるのです。

皮膚の粘膜を健康に保つには、
たんぱく質食品とビタミンAとCとEです。

もちろんこれだけではありませんが、
この4つが不足していると皮膚の免疫力は上がらないでしょう。

たんぱく質食品は、肉類、魚介類、卵、大豆製品ですが、
ビタミンA・C・Eは緑黄色野菜や葉野菜、ナッツ類から摂れます。

トマト、オクラ、つるむらさき、モロヘイヤなど、
夏に美味しい色の濃い野菜を取り入れておきましょう。

またオクラ、つるむさき、モロヘイヤなどの、
ネバネバした野菜はムコ多糖類が含まれています。

体内で皮膚の粘膜を丈夫にする働きが期待できるので、
しっかりと食べておきましょう。

 

水虫はどんなに気を付けていても、
日常生活の家の中、外出先、
旅行先のホテルや温泉、プールなどの行楽地にも潜んでいます。

完全にシャットアウトするのは難しい菌だと言えますが、
自らの免疫力をUPしておけば、
風邪などの感染症と同じく、
皮膚感染はある程度予防できるでしょう。