野菜&果物の美養栄養学

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秋の乾燥肌は”汗荒れ”? 肌細胞を合成する食べ物

1日の中で、気温の変化が著しい9月。
残暑で暑い日もありますが「肌が乾燥してきた」と感じる人も多いことでしょう。
また顔の肌の乾燥だけではなく、この時期、背中や額などにかゆみを伴う「汗荒れ」で悩む人も多くなります。
放置しておくと、秋冬の乾燥肌もひどくなるので、実態を知って、肌細胞を合成してくれる食べ物でケアしておきましょう。

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「汗荒れ」とは?

汗の成分の中に含まれる塩分が、皮膚の表面を刺激して起こる肌荒れの1種です。
該当部分が赤く広がり、いたがゆいのが特徴です。
そのまま放っておくと、皮膚病に発展して、何ヶ月も、そして何年も続く場合もあります。
首筋やひじの内部、背中、額など、汗をかきやすいところに起きます。

「あせも」と「汗荒れ」の違いとは? 

「汗荒れ」は、まだ聞き慣れない方も多いと思いますが、「あせも」は一般的ですね。
あせもは汗荒れのような肌荒れの1種ではなく、肌内部に汗の水分がたまり、水疱のようにポツポツと発疹がでてきます。
しかし汗荒れほどかゆみを伴いません。

あせもは皮膚の内部のトラブル、「汗荒れ」は皮膚の外部のトラブルだと覚えておけばいいでしょう。

「汗荒れ」対策は保湿

汗荒れが起きている時は、肌を刺激するソープ類の使用を控えて、シャワーで流す程度にし、とにかくボディクリームなどで保湿を心がけましょう。

また、汗荒れが起きている時は湯船のお湯も、肌にしみる場合があります。
湯船につかる前に、アルコールフリーの乳液やボディクリームなどを塗ってから入ると、水道水の塩素による刺激も和らぐでしょう。

肌細胞を合成する食べ物

汗荒れが起きてしまっても、皮膚の細胞を合成してくる食べ物を摂取しておけば、改善に向かうかもしれません。

肌細胞の基礎を造るタンパク質やビタミンA、亜鉛を摂取するようにし、セラミドやヒアルロン酸など、肌本来が持っている成分も、体内で生成されやすい環境にしておきましょう。

タンパク質、ビタミンA、亜鉛が含まれる食材は、うなぎ、かつお、まぐろ、赤身肉などです。

また体内でセラミドやヒアルロン酸を造る材料となる食べ物は、ネバネバ野菜のムコ多糖類もその1つです。
オクラ、モロヘイヤ、つるむらさき、長芋、れんこん、里芋など。
野菜以外ではもずくや納豆などがあります。

また緑黄色野菜は、β-カロテンが豊富なので、体内でビタミンA様に働くので、バランスよく摂取しておきましょう。

ネバネバ野菜とビタミンAが同時にとれる「トロロ鉄火丼」(まぐろとトロロ)、緑黄色野菜でありながらネバネバ野菜でもあるオクラを納豆と食べる「オクラ納豆」など、身近によくある改善メニューを選んでみましょう。
牛肉とトロロを一緒に食べるのもいいですね。

 

「肌がかゆいな」と感じたら、「汗荒れ」予備軍かもしれません。
カラダのどこかにかゆみがあると、気が散って、仕事や勉強、家事にも専念できません。
ひどくならないうちに、医療機関に相談し、上記のような肌の外部(保湿)と内部(食事)から早めにケアしておきましょう。