野菜&果物の美養栄養学

野菜ソムリエ上級プロが、野菜&果物の他、「食と健康」「食と美養」情報を発信するブログです。

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アイメークが災いするワースト習慣~瞳を守る食生活

社会のIT化で、ドライアイと肩こりは国民病になりつつありますが、スマホやパソコンだけが瞳にダメージを与えているわけではないようです。
女性は、瞳を美しく見せるため、目力をUPさせようと、アイラインやマスカラ、エクステなどなど、様々な努力をしています。
しかしその努力がスマホやパソコンのブルーライト以上のダメージを与えている”ワースト習慣”かもしれません!?

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まつげの生え際にある「マイボーム腺」

まつげの生え際に、油分を分泌し、瞳に油膜を造って守っている「マイボーム腺」が存在します。
まつ毛の隙間を埋めるようにして描くアイラインや、まつ毛の付け根からつけるエクステを愛用している人は、このマイボーム腺が塞がりやすい状態になっています。
そうすると、瞳を守る油膜が減り、ドライアイなど瞳のトラブルを悪化させているかもしれません。

瞳の粘膜や涙も、食事で得た栄養成分がもとになって体内から分泌され、瞳の表面の油膜はこのマイボーム腺から分泌される油分で補われています。

アイメイクが原因の瞳のトラブル

目が乾きやすい人は、目薬をさす機会も多いでしょう。
この時に目薬の成分とアイラインなどの成分が混じって瞳に入ることになるので、白目がにごって見えるなど、また別のトラブルも生じます。

このように、瞳のトラブルは、女性の場合、アイメイクが原因かもしれないので、ひどい場合はメイク方法を変えてみましょう。

目の乾きがひどくなると、頭痛や肩こりの原因にもつながります。
そのせいで頭部の血流も悪くなり、集中力やヤル気がかけたり、肌や髪への栄養も届きにくくなるかもしれないのです。

まつげにも細菌が繁殖する?

エクステ愛用者が増えた関係で、まつ毛の間にできる「ものもらい」になってしまう女性も増えているようですね。

ニキビのように、芯をもつ吹き出物が、ちょうどアイラインをひく場所にできます。
ヒトのカラダは異物を撃退するために、体内で免疫細胞がフル稼働して体外へ排出しようという働きがありますが、マイボーム腺がアイラインやエクステなどで塞がれてしまうと、免疫細胞がそれらを「異物」と感知してしまうのです。

わざと吹き出物を造ってまで、撃退しようとしているのですね。

またエクステをされている方は、目の周りのクレンジングがきちんとできておらず、細菌が繁殖して「ものもらい」ができたり、最悪の場合はまつげにカビの一種が生えることもあります。

サロンでも、エクステ時は、アイメイク用のクレンジングはしないよう、指導を受けることもあると思いますが、まつげが不衛生にならないよう、「まつげエクステをするなら、クレンジングが必要なアイラインやアイシャドウはあきらめる」など瞳の健康のためにルールを決めておきましょう。

最悪の場合、瞳に菌がうつり、眼瞼炎やブドウ膜炎というウイルス性の目の疾患につながるケースもあります。

「たかがアイメークで?」と思われがちですが、健康が一番の美容です!

瞳を守る食生活

外からのケアとしてはアイメイク時の注意が左右するところですが、マイボーム腺から分泌される油分もやはり体内から造られるものです。
体内の栄養が不足すると改善されないので、食事からもケアしておきましょう。

眼球も、涙も油膜もネバネバしているように、瞳を潤すにはヒアルロン酸とビタミンAが必須です。
そして目の筋肉を健康に保つためにも、その基礎を造るタンパク質も摂取しておきましょう。 

そして小さな面積なので忘れがちですが、まつげが生えている部分も当然ながら皮膚ですね。
ここまで栄養を届けてあげましょう。

  • ヒアルロン酸
    ヒアルロン酸を食品から摂取するのは難しいですが、ネバネバ野菜などに含まれるムコ多糖類を摂取しておくと、体内でヒアルロン酸量を増やすのを助けてくれるでしょう。
    →オクラ、トロロ、モロヘイヤ、れんこん、里芋、なめこ、モズク、納豆など

  • ビタミンA
    眼の粘膜だけでなく、皮膚の真皮層の粘膜も健康に保ちます。
    →赤身肉、赤身魚、ウナギ、あさり、緑黄色野菜全般、色の濃いフルーツ

  • タンパク質
    眼の筋肉だけでなく、肌やまつげ、髪、爪、そして体内の各器官を造る基礎となる材料です。
    →肉類、魚介類、豆製品

女性は特にランチでは、パンとおにぎりのどちらかと、サラダだけという軽食で済ます人が多いですね。
カロリー面ではヘルシーかもしれませんが、これでは栄養不足で瞳まわりにまで栄養は回らないでしょう。

  • みそ汁やスープをプラス
    上記の食材リストを参照に具材を選び、汁物で足りない栄養成分を補ってみましょう。
  • 肉料理や魚料理では、付け合せの野菜は、ネバネバ野菜をプラスするようにしましょう。
  • 筑前煮
    里芋やれんこんなどのネバネバ野菜と肉類が一緒に摂れるのでオススメです。コンビニのお惣菜などでも買いやすいでしょう。


「マイボーム腺」の存在は、知らない人も多いことでしょう。
しかし、陰ながら瞳を守る重要な役割を果たしているので、マイボーム腺から良質な油分が分泌されるよう、アイメイクは時々お休みしてみましょう。
そして食事に気を付け、まつげと瞳の健康も守ってください。