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お酒は飲み方次第で百薬の長にも害にも!悪習慣は?

お酒は飲み方次第で、カラダにイイ影響を与えたり、悪い飲み方をすると毒になるとも言われていますね。

日本には、古くから「百薬の長 過ぎては害あり」ということわざもあり、海外でも似たような見解や研究発表も多く残されています。

特に女性の場合は、お酒が強いと、飲み方次第では、「老け見え」が加速するので気を付けたいところです。

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お酒は毎日飲んでもいいのか?

慶應義塾大学のアルコール性肝炎の研究によると、適量のアルコール摂取は、血液中の善玉コレステロールを増やすので、動脈硬化の進行を防ぐ作用があるようです。

他に、運動不足や肥満から生じる糖尿病の予防、そして程度の飲酒は、血圧を下げる効果もあるようです。

アルコールに強い人と弱い人の違い

お酒はいくら飲んでも、酔いにくい人と、ほんの少しの量でも顔が真っ赤になり、頭が痛くなる人と、個人差がありますね。

それらは「体質」と言われることが多いですが、肝臓に秘密がありました。

アルコールを摂取した際、肝臓には「アセトアルデヒド」という物質が生成されます。このアセドアルデヒドのカラダへの影響度により、お酒の強い人と弱い人に分かれると考えられています。

アセトアルデヒドの影響を受けやすい人が、いわゆる「お酒に弱い人」ということになり、すぐに頭痛やめまい、吐き気を催すので、それがサインとなり、大量にお酒が飲めないのです。

逆にアセトアルデヒドの影響を受けにくい人が「お酒の強い人」です。
どんどんとお酒が飲めてしうので、一見、カラダに良さそうに思いますが、お酒の加減を本人がわからないまま、飲みすぎてしまう、大きな欠点があります。
そのため、アルコール依存症や、知らずに肝臓を傷めてしまうというケースに陥いりやすくなります。

程度のお酒は、前述のように、カラダに害はないのですが、肝臓を傷めるまで飲みすぎていることも多く、いつの間にか顔もカラダもむくみやすくなっています。

女性は特に、お酒が強い人ほど、顔やカラダがむくみやすく、見た目も肌のごわつき、目が腫れぼったいなど、「老け見え」が加速するので注意しましょう。

お酒の悪習慣について

程度な量のお酒でも、飲み方によっては、カラダに悪影響を及ぼすかもしれません。
以下の点に十分注意してからお酒をたしなみましょう。

  • 空腹時に飲む
    血中のアルコール濃度が高くなりやすく、脳梗塞などに危険があります。

  • 〆のラーメンや炭水化物
    お酒をのんだ後に、〆のラーメン、お茶漬けなどは血糖値が急激に上がり、インスリンの調整が狂い、太りやすい傾向に。

  • ロックで飲む濃いお酒
    濃いお酒をロックで飲むと、少量であっても、喉や消化器官を通過する際、粘膜が刺激され、度重なるうちに免疫力が弱まってしまいます。
    風邪をひきやすい、そして体内の細胞が合成されにくくなり肌荒れにもつながります。

「アセトアルデヒド」を体外に出す食品リスト

悪酔いのもとともいえる「アセトアルデヒド」。
お酒の弱い人は、そもそもアセトアルデヒドの影響で大量にお酒が飲めないのでお酒による健康の心配はありませんが、お酒に強い人はアセトアルデヒドを体外に出す食品などで、対策を行っておくのが将来の健康寿命のためにも懸命です。

以下の成分がアセトアルデヒドを体外に出す成分と、その成分が含まれる食品リストとなりますが、他の作用も一緒に明記したので、お酒の飲み過ぎによる美容作用も気になる人はご参考になさってくださいね。

  • アラニン、グルタミン
    しじみ、あさり、はまぐりなどの貝類
    粘膜や筋肉も健康に保つ作用が期待できるので、肌荒れ予防や筋力UPにもいいでしょう。
  • タウリン
    イカ、タコ、貝類
    栄養ドリンクでおなじみの成分ですが、紫外線で傷んだ肌の角質を修復する作用も期待できます。
  • オルニチン
    ゴマ、ナッツ類、鶏の胸肉
    解毒作用や、体脂肪を燃焼する作用があるので、デトックスやダイエットにもいいでしょう。
  • L-システイン・メチオニン
    ひまわりの種、卵、赤身肉
    脂肪燃焼作用があることで知られる成分なので、ダイエットにもいいですね。
  • セサミン
    ゴマ
    抗酸化作用のある成分で、アンチエイジングにいいでしょう。
    血行もよくするので、顔色くすみ対策などにも。

筆者個人としてはお酒が弱いので、飲める方がうらやましい限りです。
お酒の強い方は、お酒の良い点を健康や美容に活かせるので、お酒の悪習慣などを気を付ければ、「百薬の長」となるでしょう!