野菜&果物の美養栄養学

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不思議な食感の根野菜ヤーコン~免疫力UPと美腸に

外見はサツマイモのようで、食感は甘い大根を思わせる「ヤーコン」というイモをご存知ですか?

晩秋から2月ぐらいまで、一般のスーパーでも時々購入できることがあります。
スイーツなどにもよく使われていますが、この甘みはフラクトオリゴ糖によるもので、整腸作用が期待できます。
また抗酸化力も強いので、寒い時期にかけてはやる風邪などの感染症対策に免疫力UPにも役立つでしょう。

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ヤーコンは「オリゴ糖の王様」

ヤーコンは整腸作用が望める「フラクトオリゴ糖」が100g中8gも入っており、野菜の中で一番多く、「オリゴ糖の王様」と呼ばれるほどです。
※ちなみに2位は玉ねぎで2.8gです。

フラクトオリゴ糖は、腸内のビフィズス菌を増やして善玉菌優位の腸内環境を整えるほか、血液中の脂質量の調整や、血糖値の上昇も防ぐと考えられています。

またフラクトオリゴ糖は、甘い食感があるのですが、「虫歯になりにくい」という特質もあるのがうれしいですね。

そしてイモ類なのにデンプン質がほとんど含まれていないので、カロリーも100g、54kcalとダイエット食材としても適切ですね。

その分、水分が多いので、イモとしてよりも大根のような食べ方をするとお料理のレパートリーも増えるでしょう。

優れた抗酸化力も期待

ヤーコンはポリフェノールの豊富で、含有量は赤ワインなみです。

ポリフェノールは、抗酸化成分が多く含まれ、メラニンの生成を防いでシミなどを防ぐ上、血流の改善にも働くので、肌のくすみ対策にもいいでしょう。

またニキビの元となるアクネ菌や、肌荒れのもとともなる活性酸素の除去にも役立つでしょう。

そして体内の活性酸素が除去されることで、カラダの免疫力もUPされていくでしょう。

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ヤーコンの食べ方

前述のようにヤーコンはイモ類なのに、加熱しても炭水化物がさほど出現しないので、いわゆるポテト料理には不向きです。
調理の際は大根の代わりに、スイーツの時はリンゴの代用に使うとレパートリーが増えるでしょう。

  • 千切りにして金平ごぼう風の炒め物に
  • お味噌汁の具に
  • 千切りにして大根サラダ風に
  • すりおろして大根おろしのかわりに
  • 甘酢につけて保存食に
  • アップルパイのりんごをヤーコンにチェンジ
  • スムージーやジュースクレンズに

ヤーコンは甘煮にして保存しておくとジャムの代わりや、肉料理や魚料理のソースとしても使えます。

旬の時期でも、他のイモ類ほどの収穫量はないので、見かけたらぜひ一度は堪能してみてくださいね。

まだヤーコンを口にしたことがない!? という方もきっと多いことでしょう。
きっと不思議な食感のとりことなるでしょう。