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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

年末はプリン体にご注意!プリン体撃退成分とは?

年末が近づくと、暴飲暴食が続くため、「プリン体」撃退作用に期待できる医薬品やサプリメントのCMが増えてきますね。

普段は美容や健康のために暴飲暴食を控えていても、年末年始は誘惑に耐えるのも大変です!

プリン体の正体とプリン体が含まれる食品、そしてプリン体の撃退(?)成分などの予備知識を入れて、ご馳走シーズンを乗り切りましょう。

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プリン体とは?

プリン体は、お腹周りのぜい肉の原因の1つとして、今では誰もが知る存在となりましたね。

プリン体は、体内の核酸などに含まれる細胞や成分の総称です。
プリン体は、最終的に尿酸に代謝されて、尿酸値を上げる原因にもなります。

また、アルコールを摂取する場合、アルコールを体内で代謝する過程で、血液中の尿酸値を上げてしまうので、ダブルで尿酸値を上げることにもつながります。

尿酸値が高くなりすぎると、腎機能に影響がでてくるので、顔やカラダのムクミの原因にもなります。

「お酒を飲むとむくみやすい」といわれるのは、こうしたカラダの仕組みによるものだといえるでしょう。

プリン体はいろんな食べ物に入っている!

ビールなど、アルコールに含まれるプリン体は、平均で100g中17mgです。

食品ではレバー類にプリン体が多く含まれ、鶏レバー100g中の300mgです。

ビールと鶏レバーを比べると、「ビールは大丈夫じゃないか!?」と思いたくなりますが、先述のように、アルコール自体が尿酸値を上げてしまうので、食品のプリン体よりも注意が必要なのです。

プリン体はレバー類に多く(210~320mg/100g)、次いで白子(300mg/100g)となっています。
これらの食べ物は、お酒のあてにもなるメニューなので、一緒に食すことはあまりオススメできません。

アルコール飲料では、日本酒や紹興酒、ビールが100g中10~20mg近くあります。

一方でプリン体をほぼ含まないアルコール類は焼酎やウイスキー。
またプリン体の含有量がかなり少ないものは、ブランデーやワインとなっています。
※帝京大学薬学部調べ

プリン体は、注意喚起が促されているわりに、意外と1日の摂取量の制限が知られていません。
プリン体の1日の摂取量は400mgが目安量です。

プリン体撃退成分とは?

プリン体は、様々な食べ物に含まれるので、全くゼロの食生活を送るのは難しいことです。

しかし「アンセリン」という成分の入った食べ物なら、プリン体からの影響を避けれると考えられています。

アンセリンはイミダゾールドペプチドの1種で、食事から体内に入ってきたプリン体が、余分な尿酸を作る前に、再度、プリン体に戻して、尿酸の生成を防ぐ、という働きがあります。

飲み会の席では、アンセリンが含まれている食べ物を積極的に食べるといいでしょう。

アンセリンは他に、疲労感の軽減や、筋肉にも働きかけるので、カラダや肌のアンチエイジングにもなるでしょう。

アンセリンを含む食べ物とは?

アンセリンが多く含まれている食べ物は、マグロ、カツオ、鶏肉、サケなどです。
宴会の席でよく見かける食べ物ですよね。
お酒を飲みだすと、食べない方は、尿酸値が高くなり、次の日のムクミがひどくなります。その予防のためにもアンセリンを含むものを、少しでも食べるようにしておきましょう。

  • 洋食では
    • マグロやサーモンのカルパッチョ
    • メインディッシュではチキンや魚介類を
  • 和食、居酒屋では
    • マグロ、カツオ、サケのお造り
    • 焼き鳥、鶏肉の唐揚げ、つくねなど
    • シーチキンサラダ
  • 軽いお酒のおつまみでは
    • スモークサーモン
    • スモークチキン

アンセリンを含む食べ物だけで、プリン体の影響を完全に避けられるわけではありませんが、よくある食材なので、お酒の席でも取り入れやすいでしょう。

尿酸値が上がると、痛風などの懸念が出てくるので、お酒が好きな方は重症化する前に、お腹のプヨ肉が増えてきたら、サインと心得て、食生活に気を配ってみましょう。