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バレンタインを機にチョコ依存に?副腎を守ろう!

今週のお題「バレンタインデー」

本日はバレンタインデーなので、チョコレートにまつわるお話です。
2月に入ると、美しいデザインのチョコレートが街中にあふれ、自分へのご褒美に買う方も多いでしょう。
しかし、目移りしてたくさん買っていませんか?
このバレンタインデーを機に、チョコレート依存にならないよう注意しておきましょう。

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チョコレート依存になるとストレス過多に?

せっかくのバレンタインなのに、チョコレートを悪く書くの?
と思われてしまいそうですが、悪く書いているわけではありません。
チョコレートは、カカオ70%以上のものを程度に食べれば健康維持作用が期待できるので、申し分のないお菓子といえるでしょう。
しかし、美しいデザインのチョコレートは、カカオよりも砂糖の含有量の方がかなり高いことが多く、依存性が出てきます。
カカオそのものも刺激物の一つですが、高カカオのチョコレートは、苦味もあるため、食べ過ぎる人はそういないでしょう。
ですが、砂糖の含有量の高いチョコレートは食べやすいので、パクパクと食べすぎてしまい、バレンタインの時期はチョコレートを買い込む人も多いので、いつしか、甘~いチョコレートが手放せなくなるのです。
次第に1時間置きぐらいに食べたり、頻度が多くなる場合もあります。
気が付いたら、1日1箱ぐらい軽く食べられるようになるでしょう。

そうすると!?

カラダは次第に大量の糖質と、一緒に摂るカカオ量が増えすぎて、ストレスを感じるのです。

ストレスを緩和するコルチゾールの分泌減少に

ヒトがストレスを感じると、「副腎」という器官から「コルチゾール」というストレスを緩和してくれるホルモンが分泌されます。
コルチゾールが分泌されると、傷ついた細胞の修復も行うため、肌荒れにもいいのですが、分泌過多となってしまうと、「副腎」が傷ついて、分泌量が減り、ますますチョコレートが恋しくなる! という現象が起きます。

チョコレートに含まれるカカオやコーヒーのカフェインなどは、この副腎からコルチゾールを分泌させる働きが期待できるのです。

手っ取り早く、コルチゾールが分泌されるので、食べた直後は、チョコレートを食べたり、コーヒーを飲むと、ホッとします。

しかし同時に大量の砂糖も摂っているので、一方でカラダに乳酸などが溜まって、ストレスや疲労を感じており、さらにコルチゾールを必要とするのです。

これをくりかえしていると、副腎がボロボロになり、以下のような不調が出てきます。

傷ついた副腎が原因と思われる不調

  • 朝、起きられない
  • 慢性疲労
  • 感情の起伏が激しくなる
  • 記憶力や思考力の低下
  • 睡眠障害
  • 不妊
  • 高血圧

などです。

副腎は腎臓のすぐ上にある小さな臓器ですが、多種類のホルモンを分泌したり、ストレスに対処したり(コルチゾールの分泌)、免疫や炎症を制御したり、そして糖質代謝の調整もしています。

チョコレートは副腎内で、カカオによるコルチゾールの分泌と、たっぷり入った砂糖の糖質代謝の両方を行うので、食べ過ぎると、ご自分の副腎が傷つくのが、おわかりになるでしょう。

チョコレートは高カカオのものを適量食べる分には砂糖の含有量もかなり少なく、ストレスを緩和する程度のコルチゾールが分泌されるので、毎日2~3枚(20g前後)にとどめておくのが理想です。

副腎が傷ついているな?と思ったら

上記の症状に思い当たる方は、副腎が傷ついている可能性が高いですね。
以下のことを取り入れると、不調が改善されるかもしれません。

  • チョコレートだけではなく、コーヒーも一日3杯以下にしておく。
    症状がひどい場合は、副腎を休ませてあげるために、チョコレートもコーヒーも少しお休みしてもいいでしょう。

  • 朝食は和食に切り替える
    味噌や醤油といった和食特有の調味料は、GABAが含まれ、神経細胞を鎮める効果が期待できます。ストレス緩和にも役立つでしょう。

  • お風呂や運動で汗をかく機会を
    チョコレートはメーカーによりますが、食品添加物が含まれます。
    いつまでも体内に食品添加物があると炎症を起こしてストレスとなるので、汗をかく機会を増やして解毒しておきましょう。40度前後の湯船に20分程度つかったり、30分程度のウォーキングなどがおススメです。

  • ビタミンB群をとる
    副腎からコルチゾールを分泌するときに必要となるのがビタミンB群です。
    ビタミンB1は玄米や雑穀、大麦類。
    ビタミンB2はキノコ類、ビタミンB12は魚介類や肉類。
    ビタミンB群が総合的に入っている食品がチーズと卵です。

さいごに

カカオ70%以上のチョコレートが健康維持に役立つため、近年は、どのチョコレートの人気シリーズも、高カカオのものが登場していますね。
値段が安すぎるものは、大量生産されているため、食品添加物を含むことが多いです。
パッケージの裏を見て、カタカナでよくわからない物質名が書いてあるものは避けるといいでしょう。

せっかくのバレンタインなので、本日はチョコレートを楽しんでいただき、明日からは依存しないように、適量を守って、カカオの健康作用を活用しましょう。