一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

就寝3時間前に夕食を済ませる理由とは?

「夕食はできれば20時までに済ませましょう」とよく聞きますが、残業が多い人は、どうしても遅くなりがちですよね。
しかし、食べ物はだいたい3時間ぐらいかけて消化し終わるので、寝る3時間前までには夕食は済ませておきたいところです。
なぜ、こういうことが言われているのか、真相に迫ってみましょう。

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就寝時に胃の中に残留物があると太りやすい?

3月は年度末なので、残業が多い方もいらっしゃるでしょう。
また送別会シーズンでもあるので、夜遅くまで飲み食いしていることもありますよね。

こういう日が毎日続いてしまうと、やはり太りやすくなってしまいます。

それは、寝る時に、胃の中にまだ食べ物の残留物が残っていると、小腸の収縮活動が起きにくくなり、翌日便秘になりやすいという報告があります。

理想は、睡眠中、胃の中が空っぽであることです。

夕食の量にもよりますが、だいたい胃の中での消化作業は3時間ほどかかるので、早い時間に食べ終えていると、同じ内容の食事でも、太りにくいことになります。

胃が空っぽで就寝することのメリット

少し前述とお話が重なりますが、夕食後、胃が食べ物をしっかりと消化した状態で、眠りにつくと、小腸では、収縮活動が始まります。

そして私たちが深く眠っている間に、強力な収縮活動が始まって、必要な栄養成分などを吸収し、不要な食べ物のカスや毒素などを肛門側へと押し出すのです。

そうすると、翌朝のお通じがよくなる、というカラクリです。

夜遅く食べると、小腸の収縮活動が起きにくく、食べ物がカラダに停滞し、太る原因になるということです。

夕食が遅くなる時は少量に

筆者は個人的に、極力20時までに食べ終え、21時までに夕食が食べられなかったら、抜くことにしています。(外食時は別ですが...)

あまり規制を厳しくするとストレスになるので、だいたいご自分の就寝時間と、夕食を食べ終える時間の目安を決めておくと、大きく太ることは避けられるでしょう。

就寝3時間前に夕食が食べられない時は、抜いてしまうのが理想ですが、中には、お腹が空きすぎて眠れない! という方もいらっしゃるでしょう。

そういう時は、腸を温めるものや、整腸作用を促す、食物繊維が含まれるものを少量だけいただくようにしましょう。

カロリーが低く、食物繊維の多い、キノコ類や海藻が入った汁物、冷たい状態の小さ目のおむすび1個程度なら空腹が抑えられるでしょう。
冷たいご飯は、レジスタントスターチという食物繊維様の物質が生まれているので、腸内環境を悪くはしませんし、糖質オフの観点からも食後高血糖の心配も少ないでしょう。

さいごに

例え、一汁三菜の栄養バランスの取れた食事内容であっても、それが21時以降ならかえって腸相を悪くするので、「作ってもらった人に悪いから」「残すのがもったいないから」という理由で平らげてしまうと、後々、便秘をはじめ、様々な不調で苦しむことになります。

栄養バランスの取れた食事を、夕食できっちりとりたい場合は、どうすれば、早めの時間に夕食がとれるのか?

これから新年度、新生活に向けて、時間のやりくりを考えて夕食時間を確保し、生活スタイルを見直すのもいいですね。