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8月2日は「ハーブの日」夏に最適!バジルの秘密

本日8月2日は「ハーブの日」ですね。
夏は暑さで、胃腸の機能が弱り、食欲が落ちるのに、なぜか太る!? という時期です。
そんな時に嬉しいハーブ、バジルについてご紹介します。

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バジルの食欲増進作用

夏に食欲が落ちるのは、暑さでカラダ全体が疲れやすく、胃の消化作用も落ちるので、食べ物がいつまでも胃の中に滞留してしまうという特徴があります。
そのため、食欲がわかないのです。
しかし、冷たくツルツルと食べやすい麺類やアイスクリーム、かき氷など、主に糖質の高いものを食べてしまっているので、食欲がないハズなのに、太るという悪循環が産まれているのですね。

そこで、タンパク質食品や野菜や果物など、栄養もしっかりと摂れるような食べ物にも、食欲が沸く感覚を戻さなければいけません。
それが食欲増進です。

そこで、バジルの食欲増進作用の出番です!

バジルはイタリア料理によく使われるハーブとしてお馴染みですが、イタリア版のシソ(大葉)なので、和食や麺類の薬味として使ってもよくあいます。

他にバジルは健胃作用もあるので、胃の消化を助け、胃の健康維持に役立つでしょう。

バジルは冷房による冷えや肩こりの緩和にもいい?

バジルには「オシメン・シネオール」という精油が含まれ、お肉や魚介類と一緒に、お料理に使うと、食材の滅菌作用が期待できるので、食中毒予防になります。
そして、神経回路にも影響を与えて、冷えや肩こりなどの緩和にも役立ちます。

バジルは緑黄色野菜!

バジルは西洋風に言うとハーブですが、日本の野菜の分類では香味野菜の1つにもなりますね。
バジルは香味野菜なので、他の葉野菜のように、たくさん食べる機会は少ないかもしれませんが、実はβ-カロテンの含有量が緑黄色野菜の基準を満たしているので、列記とした「緑黄色野菜」となるハーブなのです!

β-カロテンは、体内でビタミンA様として働くので、体内や皮膚組織の粘膜を健康に保ち、美白や、シミ予防になるなど、美容食としても役立つでしょう。

消臭作用やカルシウム補給にも

バジルはカルシウムも含まれているので、きのこ類と一緒に摂ると、きのこ類に含まれるビタミンDと共に、骨の健康にも役立ちます。
また、カルシウムはわきがや体臭などの予防にもなるので、気になる夏の消臭にも役立つハーブとなるでしょう。

簡単バジルの取り入れ方

  • バジルにミネラルウォーターか無糖の炭酸水に入れてハーブウォーターに
  • ザル蕎麦、そうめん、冷やしうどんなどの薬味に
  • 肉料理のソースに(バジルチキン、ボークソテー、焼肉のたれなど)
  • 納豆ご飯やトロロご飯のトッピングに
  • オリーブオイルに刻んだバジルを混ぜ、パンのバター代わりに

さいごに

イタリアンとしてのバジルのレシピはたくさんあるので、あえて上記に加えませんでしたが、和のメニューにもぜひ取り入れてみてください。

バジルは江戸時代に「メボウキ」という名で中国から伝わっており、実は原産国も中国という説もあります。
当時から香辛料として使われていました。
フレッシュハーブで楽しみたいですが、乾燥タイプのものなら、日持ちもするし、取り入れやすいでしょう。
卓上ハーブはメーカーによっては「バジリコ」という名前になっているかもしれません。
また、ベランダ菜園でも育ちやすいので、トライしてみましょう。
※参考文献:『食品機能学』寺尾純二他著、光生館