ここ数日、涼しい日が続きましたが、まだまだ残暑日は続くので、夏バテにはご用心!
しかし、一言で「夏バテ」といっても、人によって、感じ方が違いますよね。
そこで主に4タイプ別の夏バテについて、解消&予防食となる食べたものをご紹介します。
夏バテは4タイプ!それぞれの特徴とは?
夏バテは人によって感じ方が違います。
身長や体重など体型によっても感じ方は違いますし、体調も個人差がありますね。
主なタイプは次の4つです。
- ぐったりタイプ
一番多い、夏バテの特徴で、中肉中背の人が陥りやすい夏バテです。
エネルギー不足が考えられるので、即エネルギーとなるものを補給してみましょう。 - 暑がりタイプ
ぽっちゃり体型や肥満ぎみ? の人に多い夏バテです。
カラダに熱がこもりやすいので、カラダの熱を冷まし、カラダをひんやりとさせてくれる夏野菜などを摂取しておきましょう。 - むくみタイプ
汗が体内にこもり、暑いのに水分が放出されず、常にカラダがむくんでいる人に多い夏バテです。
体重よりもポッチャリとして見えてしまうので、水分代謝をよくする食べ物を補っておきましょう。 - カラカラ乾燥タイプ
カラダの新陳代謝がよく、ほっそりとした人に多い夏バテです。
水分代謝がいいので、汗をよくかきますが、水分が不足しがちです。
少量の塩分や糖分も補って、カラダの保水力もよくしておきましょう。
タイプ別オススメ食材
- ぐったりタイプ
即エネルギーとカラダの耐久力も養ってくれる食材がオススメです。
うなぎ、あなご、えび、たこ、あじ、かつお
さつまいも、トロロ、インゲン豆、キャベツ、きのこ類、梅干し、レモン
など - 暑がりタイプ
カラダの体感温度を下げてくれる夏野菜などがオススメです。
きゅうり、なす、トマト、ゴーヤ、大根、蕪、セロリ、アスパラガス、すいか、豆腐、あさり、しじみ、蕎麦、ドクダミ茶など - むくみタイプ
汗が内にこもるタイプなので、余剰な水分を汗や尿として排出に向かわせてくれる食材を選んでみましょう。
はとむぎ、あずき、冬瓜、トウモロコシ、ソラマメ、インゲン豆、もやし類、キャベツ、ブロッコリー、タケノコ、鮭、あさり、しじみなど - カラカラ乾燥タイプ
カラダの新陳代謝がいいのは良いことですが、補給した水分がすぐに汗となって流れ出てしまうので、保水力のある食材で体内の水分量を保持し、カラダや肌が乾燥しないよう心がけましょう。
昆布、わかめ、オクラ、トロロ、レンコン、まいたけ、マッシュルーム、梨、ブドウ、モモ、リンゴ、豚肉、サンマ、卵、ヨーグルト、はちみつなど
さいごに
一定の食材が夏バテにいい、とTVや新聞、雑誌で紹介されていても、夏バテが解消されないようなら、もしかしたら、個人の体調にはあわないのかもしれませんね。
そうした時は、ご自分がどのタイプの夏バテかを観察してみて、よりカラダにあった食材を選ぶようにしてみましょう。