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ガムを噛みながらウォーキングするとダイエットに?

ガムを噛みながら歩いていると不良っぽいイメージがありますね。
しかし、ガムを噛みながらウォーキングすると、エネルギー消費量があがり、ダイエット効果があることがわかってきました。
詳細を見てみましょう。

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ガムを噛みながらの歩行はダイエットに?

早稲田大学とロッテの共同研究で、21歳から69歳までの男女、46人を対象に、【A】ガムを噛みながらの歩行と、【B】そうでない人の歩行後の、調査が行われました。

その結果、【A】グループの人たちの方が、歩行後のエネルギー消費量や、歩行速度がUPしていることがわかったのです。

具体的には【A】グループの人たちは、ガムを噛みながら、30ccの水を飲み、2粒のガムを噛みながら15分間、自然なペースで歩いてもらいました。
そして【B】グループの人たちは、ガムに含まれた成分を含んだ水を30cc飲んでもらい、ガムを噛まずに、15分間、自然なペースで歩いてもらいました。

歩行後の調査は、心拍数、歩行速度を計測して、そこから酵素摂取量や、エネルギー消費量が算出されました。

分析すると、【A】グループの人たちの心拍数は有意に増加しており、歩行距離、歩行速度、歩数、エネルギー消費量も【B】グループと比べると、増加傾向だったのです。

中高年男性はガムを噛んで歩くべき!?

特に、【A】グループの中高年男性での各種数値が増加していました。
その中でも、エネルギー消費量は15分の歩行だけで平均1.8kcalアップ。
また、歩行距離も【B】グループの中高年男性が15分間で平均1438mだったのに対し、【A】グループの中高年男性は1488mと、50mも多かったのです。

中高年女性の場合は、男性ほどではありませんでしたが、やはり【A】グループの方が各種の数値が高く、ダイエット&健康効果が期待できそうです。
※参考:『Journal of Physical Therapy Science』2018

さいごに

ガムを噛むと、以前から咀嚼行為で脳の活性化が期待されていましたが、身体活動にも良い効果を与えそうですね。
お砂糖たっぷりの甘いガムはさておき、今は、シュガーレスのものや、歯の健康を保持するキシリトール入りのガムも出ています。
また、昔のガムと違い、歯にくっつきにくくなりましたし、味がなくなると、途端に不快な味になってしまうガムも減りましたね。

ガムを噛みながら、機能性成分を摂取できる、ポリフェノール入りのもの、記憶力をUPするイチョウ葉エキス入りのものなど、種類も様々です。
ほとんどのガムのベースにミント由来のメントールが入っているので、頭もスッキリとするでしょう。

ウォーキングは、わざわざ時間を作ると面倒になって続かないので、通勤前にガムを口に入れ、通勤中の歩行でガムを噛むだけも、ダイエットにつながるでしょう。