野菜&果物の美養栄養学

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「ミント×魚介類×香味野菜」にダイエット作用が?

ダイエットの時、体重が減ると一喜一憂してしまいますが、大抵の場合、肝心な筋肉が落ちて、脂肪が落ちておらず、体重のわりに、カラダが締まっていないことが多いものです。
筋肉を残して、脂肪を落とすにはやはり運動しかないのでしょうか?
食事から、脂肪を確実に燃焼させる食べ方があるようなので、詳細を見てみましょう。

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脂肪細胞は大きく2つ

脂肪細胞は大きく分けて2つあり、脂肪を確実にもやし、熱に変えてくれる「褐色脂肪細胞」と、脂肪を溜め込んでしまうという「白色脂肪細胞」があります。

この褐色脂肪細胞を大いに働かせることで、太りにくいカラダとなるわけですが、運動以外にも、この細胞を働かせる食材があることが、京都大学の研究でわかっています。

褐色脂肪細胞を働かせるには3つのトリップが必要?

少々、難しいお話しになりますが、この褐色脂肪細胞に働いてもらうには、3つのトリップチャネルというものが必要なんだそうです。
その3つとは、

  • トリップV1:魚油に含まれるDHAやEPAなど
  • トリップM8:ミントやハッカに含まれるメントール
  • トリップA1:ニンニクや生姜、玉ねぎに含まれるアリシン、ワサビや辛子のイソチオシアネート、シナモンに含まれるシンナムアルデヒドなど(香味野菜)

となります。

この3つを食事中に揃えると、褐色脂肪細胞の機能が高まり、体内の脂肪がどんどん燃えて、やせ体質に近付けるそうです。

トリップチャネルの仕組みとは?

仕組みとしては、この3つのトリップが揃うと、それぞれのチャネルが消化管に存在するので、それぞれの食材から機能性成分が体内に入ってくると、交感神経を経由して、ノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。

そしてこのノルアドレナリンが褐色脂肪細胞を活性化してくれるので、体脂肪が分解され、余分に溜まった脂肪が、どんどんと体外に排出されるということです。

食事から3つのトリップを揃えてダイエット食に!

魚介類に含まれるDHAやEPAは、加熱に弱いので、ダイエット作用を高めるなら、生のままいただくのがベター!
お刺身やお寿司、カルパッチョなどでいただくようにしましょう。
スモークサーモンやたたき、マリネなど、非加熱または加熱時間が少ない調理方法もOKです。

ポイントは生に近い魚介類に、玉ねぎや生姜、ニンニク、わさびなどの香味野菜にプラスして、ミントを加えること。

ミントはシソ科の植物ですし、和名は「ハッカ」として、日本でも古くから薬用として食べられていたものです。
なので、シソ(大葉)の代わりに使うといいでしょう。
一見、お刺身とミントはあわない!? 感じもしますが、そこはシソ科の植物。
シソと同じ感覚で食べると、とっても魚介類とマッチするのです。

さいごに

ミントは、野菜売り場のハーブコーナーで購入できますし、香辛料としてバジルやパセリなどと同様に粉状のものも購入できます。
またどこのドラックストアでもハッカ油として購入できるので、ワサビ醤油に2~3滴、ハッカ油をたらして頂くのもいいでしょう。
魚介類と香味野菜は、意識していなくてもよく取り入れている食べ方ですが、これにミントをプラスだけで、ダイエット食になるとは驚きですね。
簡単ですし、魚を食べる機会を増やして、やせ体質を手に入れましょう!