白なすは、通常のなすよりも、皮がしっかりとしていて、炒め物や、煮物にしても、崩れにくいのが嬉しいところ。
今日は麻婆茄子っぽい風味の、肉味噌煮込み、をご紹介します。
白なすは、真っ白な「シルクなす」と呼ばれるものや、写真のように、やや黄緑がかったものなどがあります。
一般のなすのように、茄子紺色ではないので、紫野菜特有のアントシアニンやポリフェノールは含まれていないことになります。
一般のなすよりも、カットすると、種が多いのも特徴です。
加熱調理すると、やや紫っぽい色になりますが、濃厚な、もったりとした食感がまた美味!一般のスーパーでは、旬の夏から秋にかけて、購入できることもありますが、貴重な存在のようです。見かけたら、購入してみてください。
レシピは、通常のなすでも代用できるよう、分量を明記しているので、ご参考に♪
【材料】2人分
- 白なす(米なすタイプ)1個 約300g
*一般のなすの場合 3~4本 合計約300g - ひき肉(豚・鶏・牛、お好きなものでOK)
- ピーマン 2個
- 玉ねぎ 1/4個
- 生姜 15g
- ごま油 大さじ1
- 水溶き片栗粉 水・片栗粉 各大さじ1
[調味料] - 水 100cc
- 酒 大さじ2
- 砂糖(ラカント・てんさい糖) 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- 味噌 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 一味唐辛子 小さじ1/4程度
*苦手な方は唐辛子抜きでもOK
【作り方】
- 予め、大き目のボウルに水を張っておく。白なすは乱切りにし、切ったものから、水に漬けて、アク抜きをしておく。水溶き片栗粉を小さな容器に入れてよく溶き、用意しておく。[調味料]の材料を全て混ぜ合わせておく。
- ピーマン、玉ねぎ、生姜はみじん切りにしておく。
- フライパンにごま油をしき、2の野菜を中弱火で、玉ねぎが透き通るまで炒める。
- 3に、ひき肉を入れて、さらに炒める。ひき肉の色が変わったら、1のなすを入れて、中火にし、2分ほど炒める。
- 油が回ったら、予め混ぜ合わせておいた[調味料]を入れ、中弱火で10分ほど煮込む。
- 煮汁が半分ぐらいになったら、予め用意した水溶き片栗粉を再度、よく混ぜてから回しかけ、とろみがついたら出来上がり。
【ポイント!】
水溶き片栗粉は、前もって準備しておきましょう! 片栗粉のデンプン質は、乾物を水で戻すのと同じで、水に約30分ぐらい浸けないと、柔らかくなりません。30分たつと分離して二層化しますが、水にはちゃんと浸かっています! 使う直前に再度、混ぜ直すと、お料理に、片栗粉のダマが残ることが少なくなるでしょう!
【美養効果】
少量のお肉と、たっぷり野菜摂取が実現できる一品です。濃厚な味に感じるので、ダイエット中でも満足感が得られるでしょう。ピーマン、玉ねぎ、生姜など、独特の香味や甘味も、野菜から醸し出されます。
全体にカリウムが豊富なので、季節の変わり目の疲れやすい時期には、疲労回復メニューとなります。お肉の油分やタンパク質は乾燥肌対策にもなります。
本日の有機野菜を使った一品は白なすでした。
『空腹ホルモンダイエット』と合わせてお楽しみいただけるレシピです。
ではでは!