本日は、デパ地下の老舗料理店の「肉じゃが」のような上品な一品をご家庭で!
ということで、お出汁で丁寧に煮込む、「シンプル肉じゃが」をご紹介します♪
私の料理が上手いのではなく、手順を少し変えれば、自宅にいながら、料亭の味(?)になるのです。ぜひお試しください!
まず、じゃがいもは煮崩れしにくいメークインを使いました。一般にスーパーなどで並んでいるじゃがいもは、メークインと男爵が多いです。メークインは写真のように細長いもの、男爵は、もう少し丸みがあります。男爵の方がホクホクがありますが、煮崩れしやすいので、ポテトサラダなどに向いています。じゃがいもの姿をそのまま楽しむ料理にはメークインが適しているでしょう。
【材料】2~3人分
- じゃがいも 300g
- 牛肉(切り落とし)200g
- おくら 5~6本
[調味料] - お出汁 400cc
- 砂糖(ラカント/てんさい糖) 大さじ2
- 醤油 大さじ3
- 酒 大さじ1
【作り方】
- じゃがいもは皮付きのまま、水から中火で20~30分茹でる。ザルに揚げ、水分を飛ばし、粗熱が取れたら、皮をむく。
*包丁ではなく、手でむいていきましょう。茹でてあるのでむきやすいです! - 鍋に[調味料]の材料を全て入れ、1のじゃがいもを静かに並べ、煮汁が半分ぐらいになるまで中火で煮込む。
- 2の待ち時間に別の鍋か、電子レンジで、おくらを茹でるか、蒸しておく。
- 2の煮汁が半分になったら、牛肉を広げて入れ、色が変わったら、煮込まずに火を止める。アクはてねいにすくっておく・
- 器に盛り、オクラは4の汁にサッと通してから添える。
【ポイント】
- じゃがいもは丸ごと、皮ごと、水から茹で、その後、出汁で煮込むと、上品な味わいになります。
- 素材をシンプルにすることで、雑多な味になりません。
- 素材そのものの味を活かしながらいただけます!
- 翌日にいただくと、じゃがいもの芯まで味がしみ込んで美味!オクラは色が変わるので、翌日に持ち越す時は、別にして保存しましょう。
【美養効果】
最初から一口サイズにカットしたじゃがいもを、玉ねぎやにんじん、しらたきと一緒に煮こむ肉じゃがも大好きですが、たまには、上品な素材の味を楽しむ肉じゃがも風情があっていいものですよ。
じゃがいもは加熱すると炭水化物に変わり、糖質の高いイメージがありますが、お肉やオクラなど低GI食品と一緒に頂くと、血糖値の上昇の心配は少なくてすみます。
ビタミンCの含有量も多く、加熱に強いと言われています。それは、加熱して現れるデンプン質がビタミンCを包んで守ってくれるため。ビタミンCは牛肉から摂取できるタンパク質と共に、体内のコラーゲン量を増やす働きもあります。
急に肌寒くなった今日この頃。お肌も乾燥してくるので、自身のコラーゲン量が減らないように、食事からも対策しておきましょう!
本日の有機野菜を使った一品は「じゃがいも(メークイン)」でした。
『空腹ホルモンダイエット』と合わせてお楽しみいただけるレシピです。
ではでは!