3日連続ですが、本日もかぼちゃ料理のご紹介です。しかし、本日のかぼちゃはプッチーニという名前も佇まいもエレガントなかぼちゃでございます♪ まるで陶器のような可愛らしさ! この写真のプッチーニは直径8cmほどのものですが、一般に出回るプッチーニは10~12cmともう少し大き目です。
本日の野菜のお話は「プッチーニ」です。
プッチーニはイタリア種のかぼちゃ。種を蒔いてから80~90日程度で収穫できる上、小ぶりで、形や色も美しく、ヨーロッパの食卓では欠かせないかぼちゃとなっています。ヨーロッパでは、アーチ支柱に、つるを絡めて栽培する農家や家庭も多く、田園風景の美しさにも彩りをそえています。
姿や色が美しいので、プッチーニ自体を容器に見立てる調理例が多く見られます。かぼちゃプリン、茶わん蒸し、グラタンなど。収穫してすぐのプッチーニは、まだ糖度が上がっていないので、丸ごと常温で10日ほど追熟すると、甘く、濃厚な味が楽しめるでしょう。
そんなプッチーニをココットのように利用したレシピのご紹介です♪
プッチーニのトマトココット
【材料】2人分
- プッチーニ 2個
- 桃太郎トマト 2個
- 玉ねぎ 1/4個
- エリンギ茸 1本(大き目)
- にんにく 2かけ
- ホタテ貝(貝柱でもOK) 100g
- 無添加ブイヨン 小さじ1
- オリーブオイル 大さじ2
- お好きなハーブ オレガノ、ローブマリー、イタリアンパセリ、バジルなど
【作り方】
- 深めの耐熱皿、またはシリコンスチーマーにプッチーニを丸ごと入れ、蓋(ラップ)をして、500Wの電子レンジで3~4分加熱しておく。粗熱が取れたら、上部1/4を輪切りにして、"フタ"として取っておく。中身は、タネは捨て、外皮が破れない程度にくりぬいておく。
- 1のプッチーニの果肉、トマト、玉ねぎ、エリンギ、ニンニク、ホタテ貝は全てみじん切りにしておく。
- 冷たいままのフライパンにオリーブオイルとニンニクだけを入れて弱火にかける。ニンニクから香りが出たら、ホタテ貝を入れて中火で炒める。他の野菜類全てとブイヨンも入れ、フライパンのフタを閉めて5分ほど煮込む。
- .1のプッチーニの外皮に3を詰めたら出来上がり。
※盛り付けの時に、プッチーニの蓋とお好きなハーブを飾ってください。
※分量外ですが、必要であれば塩・コショウなどで味を整えてください。
【美養効果】
プッチーナは通常のかぼちゃと同様、果肉が中まで濃い黄色で緑黄色野菜となります。この黄色い果肉はβ-カロテンとビタミンEが多い証! β-カロテンは体内でビタミンAにかわり、ビタミンEと共に、体内の各器官や皮膚の粘膜を健康に保つ効果が期待できます。トマトも緑黄色野菜の1種なので、ダブルでβ-カロテン補給になるでしょう。
本日の野菜のお話は「かぼちゃ」でした。
『空腹ホルモンダイエット』と合わせてお楽しみいただけるレシピです。
ではでは!