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美養コラム:秋はブタクサ花粉症がピーク

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日本人の花粉症の1位は春の“スギ花粉症”ですが、2位は秋の“ブタクサ花粉症”と言われています。ブタクサとはキク科の植物で、生命力が強く、河川敷をはじめ、アスファルトで整備された道でも、少しの隙間から逞しく咲く雑草です。都心の街中でも、道端や街路樹、電信柱の下などに存在し、10月にピークを迎えるそうです。また杉の花粉の半分の大きさなので、粒子がさらに細かく、鼻や喉、目の粘膜に反応してアレルギー症状を起こすそうです。どんなに気を付けていても、外を歩くだけで髪や衣類についてしまうので、日頃の食事から、ブタクサの花粉に反応しないような体質づくりをしておきましょう。

健康な状態であれば問題なくても、睡眠不足やストレスが溜まって体力が消耗していると、食品添加物や天然食品にも微量に入っている成分が血管を拡張させてアレルギー体質を招いてしまいます。疲れている時など不調を感じる時は下記のものを控えてみましょう。

  • ヒスタミンが含まれる食材
    お肉や魚にも含まれますが、加熱調理すれば、さほど心配はないようですが、生で食べる野菜や果物の中にも微量に「ヒスタミン」が入っているので、花粉症の症状がひどい場合は避けるか、加熱調理されたものを頂きましょう。

    ナス、キュウリ、メロン、トマト、ほうれん草
    ※ほうれん草は生で食べなければ、予防効果が期待できます。
    ※健康な方や、花粉に反応しない方は、食べてもほぼ心配ないでしょう。

  • 工場で大量生産されたパン、菓子類
    保存の際に「亜硝酸塩」などの酸化防止剤が入っています。忙しい時にデスクで菓子パンやスナック菓子、シリアルバーのみで食事をしているビジネスマンは要注意です。解毒作用が期待できる生野菜のサラダや野菜ディップなども一緒に食べるようにしましょう。

 鼻がムズムズしてクシャミや鼻づまりの症状がでるのも、目が痒くなったり、喉がイガイガするのも、それぞれの粘膜が花粉にアレルギー症状を起こしているので、粘膜を丈夫にする必要があります。近年の研究でレンコンに含まれるカテキンやムコ多糖類と言った成分が花粉症改善に良いことがわかっており、3ケ月食べ続けた成人男女の実験では、約6割の人が改善に向かったという報告があるほど!

ネバネバ成分で粘膜を強化することで知られるムコ多糖類が含まれるレンコン以外の食材はオクラ、なめこ、トロロ、もずく、里芋など。

一定の食材に気を付ければ、症状が出やすい、目、鼻、のどの粘膜の強化になる食事で、つらい花粉症を克服してください。

ネバネバ野菜の一つ里芋を使ったお料理レシピを、本日18:00に公開いたします。あわせてお読みくださいね。

ではでは!