ポテトサラダには、潰しやすい男爵イモを使いますが、あえて崩れにくいメークインを使ったポテトサラダの作り方をご紹介します。
ポテトサラダが大好物! という方も多いと思いますが、マヨネーズで和えるので、カロリーが高くなりますね。そこで、半熟のボイルドエッグを使いました。卵は美髪を育むためにも必要なタンパク質。肉類でのタンパク質は食べ過ぎると男性ホルモンが優位で抜け毛が多くなる懸念もありますが、卵での動物性タンパク質なら、そこまでの心配はいらないでしょう!
本日の野菜のお話は、メークインです。
じゃがいもは、加熱して煮崩れしやすい男爵いもでポテトサラダを作るのが一般的です。一方のメークインは、煮崩れしにくいので、おでんやカレー、肉じゃがなどじゃがいもの形を活かしたい時に使用します。しかしメークインでポテトサラダを作ると、サイコロ型にカットして、和え物風のサラダにできるので、また違った感じのポテトサラダになって美味! じゃがいもは加熱してもデンプンがビタミンCを包むので、ビタミンCの流出が少なくてすみます。美髪レシピとして、ビタミンCを補いたい場合に利用したいですね。ビタミンCは卵のタンパク質と共にヒトのコラーゲン生成する時に必要となる成分の一つです。
【材料】
- メークイン 5個
- 四角豆 5~6本
- 玉ねぎ 1/4個
[和え衣] - 卵 1個
- オリーブオイル 大さじ3
- 生クリーム 大さじ1(牛乳・豆乳の代用も可)
- 酢 小さじ1
- 塩 小さじ1/4
- コショウ 適量
【作り方】
- 予め大きめのお鍋に、たっぷりのお湯を沸かしておく。メークインは皮をむいて、1cm角のサイコロ型にカットし、水にさらしておく。四角豆の大きさをそろえてカットしておく。玉ねぎは極薄にスライスしておく。
- メークインは水が濁らなくなるまで何度か水をかえて洗い、たっぷりのお湯で四角豆と玉ねぎと共に、10~15分で茹でる。その後、ザルにあげ、キッチンペパーなどを使い、よく水気を切っておく。
- 2の待ち時間に、別に小鍋を用意し、お湯を沸かし、酢(分量外)小さじ1/2ほどを入れる。沸騰したら生卵を割り入れ、ボイルドエッグを作る。白身が固まってきたら、黄身が固まる前に引き上げ、2のボウルに入れ、熱いうちに[和え衣]の他の調味料を入れて、全体によく和えたら、出来上がり。*卵は温泉卵の代用も可
【美養効果】
軽くゆでた玉ねぎで甘みを増し、マヨネーズは使わず、半熟卵で和えるのでポテトサラダなのに、品の良い味に! グリーンは秋が旬の四角豆です。四角豆はタンパク質が摂取できる上、緑黄色野菜でもあるので、βーカロテン(体内でビタミンA)も摂取できます。オリーブオイルでビタミンEも摂取できるので、じゃがいもからのビタミンCで、ビタミンA・C・E(エース)が揃うことになります。
タンパク質は卵と四角豆から摂取。髪のキューティクルを育むには頭皮が健康でなければいけません。頭皮も皮膚の一部。ビタミンACEと「タンパク質+ビタミンC」はヒトのコラーゲンを造ったり、皮膚の粘膜を丈夫にするのに、必要な栄養素たちです。
市販のマヨネーズが悪いわけではありませんが、より美髪に近づきたいなら、天然食材を積極的にいただけるレシピのレパートリーを増やしておきましょう♪
本日の野菜のお話は「メークイン」でした。
『美髪を造る食生活』コラムと合わせてお楽しみいただけるレシピです。
ではでは!