一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

美髪レシピ4~ネバネバレシピの美髪力♪冬瓜×オクラ×きのこのあっさり煮

f:id:miwamomoka:20161031154942j:plain

冬瓜は「冬」という字があるので、なんとなく冬野菜のイメージがありますが、ウリ科の植物で夏の終わりから秋にかけてが本当の旬です。しかし今年は11月に入っても冬瓜が手に入るのと、冬瓜は煮込み料理とよくあうので、秋冬のレシピによくあうのですよね。丸ごと1個手に入ったので、美髪レシピと共に、いくつかご紹介したいと思います。まずは和食の定番ですが、お出汁とオクラやきのこと煮込んだネバネバとした逸品です。ネバネバ食材は、美髪のもとにもなりますよ。

f:id:miwamomoka:20161031154949j:plain

本日の野菜のお話は「冬瓜」です。

冬瓜はウリ科トウガン属の植物で原産国はインド。3世紀には中国に伝わり、日本には中国から伝来されたようです。奈良時代の書物『正倉院文書』に記述があることから古くから食されていました。

冬瓜は、先述のように、夏から秋にかけてが本当の旬ですが、丸ごと冷暗所に保存すると冬まで持ちます。その昔、冬は野菜を始め食料が不足していました。夏に収穫して貯蔵していた冬瓜が冬の貴重な食材となったそうです。そのため冬に食べれる瓜ということで「冬瓜」という名がついたという説も残っています(諸説あり)。

冬瓜は栄養素としてはビタミンCをわずかに含みますが、90%以上が水分で、カリウムが豊富です。中国では利尿作用、消炎作用、嚥下作用があるとして風邪や病気などの回復食として古くから利用されていました。カリウムが豊富なので、体内のナトリウム(塩分)を排出して血流を良くし、高血圧予防などにも期待できます。血管がつまりぎみだと、頭皮まで食物の栄養は回らず、美髪が望めません。冬瓜メニューで血液もサラサラにしておきましょう。

f:id:miwamomoka:20161031154956j:plain

【材料】2人分

  • 冬瓜 1/4
  • オクラ 4本
  • しめじ 1/2パック(約100g)
    [煮汁]
  • お出汁 200cc
  • 塩 小さじ1/2
  • 薄口醤油 小さじ1/2
  • すりおろし生姜 小さじ1

【作り方】

  1. 予め大き目のお鍋にたっぷりのお湯を沸かしておく。冬瓜は皮をむいて、3cmぐらいの乱切りにしておく。味がしみ込みやすいよう、皮をむいた面に包丁で浅く格子模様をつけておく。オクラは5mm程度の輪切りに、しめじはいしづきを取って、バラしておく。
  2. 1の材料を熱湯で下ゆでする。まず、取っ手付きのザルにオクラとしめじを入れ、ザルごと熱湯を沸かしたお鍋に入れ、1~2分で引き揚げ、水気を切っておく。同じ湯に冬瓜を入れて透き通るまで茹で、水気を切っておく。(中火で10分ほど)
  3. 別の鍋に[煮汁]の材料を入れて一煮立ちさせ、下茹でした冬瓜、オクラ、しめじを入れ、含め煮にする。(中火で10分ほど)
  4. 火を止めたら、1時間ほど常温に放置して味を浸み込ませる。食べる直前に再度温め直してお召し上がりください。(翌日の方が味が浸みて美味!)

f:id:miwamomoka:20161031155003j:plain

【美養効果】

冬瓜と一緒に入れたオクラはネバネバ成分のムコ多糖類が含まれ、このレシピ全体にトロリとした食感を与えてくれます。冬瓜も煮込むとトロリとした食感になるので、とても上品な味わいになります。きのこにもムコ多糖類が入っているので、しめじも加熱するとヌルヌル感が味わえますね。このネバネバ・ヌルヌルした食感はそのまま体内のあらゆる粘膜を健康に保つ効果が期待できます。特に皮膚の真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの量を保つ働きもあります。頭皮も、もちろん皮膚の一部で、毛根の奥には真皮層があります。頭皮のコラーゲンやエラスチン量が減ると健康な髪が育ちません。またこれらは加齢や乾燥で量が減ってくるので、食事からこれらを守る栄養分を補っておきたいですね。

本日の野菜のお話は「冬瓜」でした。
美髪を造る食生活』コラムと合わせてお楽しみいただけるレシピです。

 

髪は主にタンパク質からできていますが、タンパク質だけ摂取しても野菜のビタミンやミネラルの力がないと美髪には近づけません。髪のためにも無農薬野菜を効率よく摂取・購入できる術も心得ておきましょう。

ではでは!