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美髪を造る食生活14~髪のトラブル~フケの原因と食事対策

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11月も終わりに近づいてきましたね。今月の連載『美髪を造る食生活』もそろそろ終わりに近づいてきました。頭皮や髪のトラブルとして代表的なものをあげ、その原因と食事対策をご紹介していきますね。

本日は、「フケの原因と食事対策」についてです。

フケの原因と食事対策

◆原因

フケは大きく分けて2つあります。頭皮の水分量が足りていない乾燥性のフケと、頭皮がベタついてマルセチア菌が増殖した脂性のフケです。

  • 乾燥性のフケ
    頭皮の水分量が足りず、乾燥肌になり、粉状のフケが出てきます。顔や腕、脚などの肌も、冬になると空気が乾燥して表面が粉をふいたようにもろもろになることがありますね。頭皮も肌の一部ですから、同じような現象が起きます。肌の保水性を保つのは、皮膚の真皮層にあるコラーゲンやセラミドなどです。肌の皮膚構造は水分が不足すると、皮脂も不足していると錯覚をおこし、皮脂を過剰分泌させて、脂性肌へと導くこともあります。

  • 脂性のフケ
    揚げ物やスイーツ、パン食が好きな方はオイリー肌になっていることが多く、お化粧直しの時に、油取り紙が手放せない方は、頭皮もオイリー肌になっている可能性があります。前述のように、肌の水分量が足りなくてオイリー肌になるケースもあり、いずれもマラセチア菌が頭皮上に繁殖しやすい状態です。大きめの目立つフケがある方はこちらのタイプでしょう。

◆食事対策

  • 乾燥性のフケ
    頭皮の乾燥によるフケは、保水力のある肌を目指さなければいけないので、タンパク質食品(卵、肉類、魚介類、大豆製品など)とビタミンCを一緒にいただくようにすると、真皮層のコラーゲン量が保てるようになります。ビタミンCは野菜類や果物に多く含まれるので、
    「お肉や魚介類を食べる時は、野菜を必ず一緒に食べる!」
    という鉄則を守れば、改善の兆しがあるでしょう。

  • 脂性のフケ
    程度の肉類は、美髪や頭皮のもととなる良質のタンパク質摂取となりますが、肉食中心の方は、量を加減しましょう。お肉そのものの油分よりも、揚げ物(から揚げ、とんかつ、天ぷら、ドーナツ、スナック菓子類)の油分は時間がたつと酸化が進み、体内で必要とされない油分を摂取することになるので、それが皮脂の過剰分泌、オイリー肌、顔や背中のニキビの原因となります。脂性肌からくるフケの原因になるので、揚げ物は、揚げたてすぐをいただくか、食べる回数自体を減らすようにしましょう。
    揚げ物やスイーツが、どうしても辞められない方、お料理をするのが面倒!という方は、市販のものでもOKなので、野菜サラダやお惣菜を1日1皿以上、プラスするようにしてみましょう。

フケ対策の基本も健康な頭皮。まずは野菜不足を解消してみましょう。