昨日の記事「免疫力と野菜の関係11~食生活は「野菜:肉」=「2:1」を心がけよう!」では、肉類は細胞を造る上で材料となるので、摂取は必要ですが、食べ過ぎると腸を汚し、結局、免疫力UPにつながらないので、それを避けるためにお肉の倍量の野菜を食べましょう!というお話をご紹介しました。
本日は、お肉と野菜をたっぷり食べた!と感じられる、野菜の肉巻きレシピをご紹介いたします。ボリューム感があるのに、とってもヘルシーです。
本日の野菜のお話は「スティックブロッコリー」です。
欧米では「スティックセニョール」という名でも親しまれている、ブロッコリーの茎の部分まで美味しくいただけるブロッコリーです。
花蕾部分は一般のブロッコリーと同じ形状をしており、味もほぼ同じです。茎の部分はアスパラのような味わいで、下部にいくほと皮が厚くなるので、ピーラーで少しむいてあげると美味しくいただけるでしょう。
キャベツの仲間「カイラン」というアブラナ科の野菜と、一般のブロッコリーを交配させ、品種改良で誕生した野菜です。
まだ珍しい野菜として認知度は低いようですが、旬の晩秋から初春にかけては一般のスーパーでも見かけるようになります。
スティックブロッコリーにも、ブロッコリーから発見された「スルフォラファン」というガン予防作用のある成分が摂取できます。
体内では毎日5000個程度のガン細胞が生まれているので、こういうお野菜で撃退しておきたいですね。
スティックブロッコリーの豚肉巻き
【材料】2人分
- スティックブロッコリー 6本
- 豚ロース (薄切り)6枚
- 片栗粉 大さじ1
- オリーブオイル 小さじ2
- バター 5g
- [調味料] 醤油・水 各大さじ1
【作り方】
- スティックブロッコリーの茎の部分の皮をピーラーなどで薄く取り除いておき、長さを2等分にする。
- 豚肉を右斜めに広げ、左下の部分にスティックブロッコリーの花蕾が見える程度に置き、下から上に巻く。
- すべて巻いたら、全体に片栗粉をまぶす。
- フライパンにオリーブオイルをしいて中火で熱し、3の巻き上りが、下となるよう並べ、3分焼く。裏返し、さらに3分焼く。
- 混ぜ合わせた【調味料】を4に入れ、調味料の水分で蒸し焼きにする。
- 5にバターを入れたらすぐに火を止め、溶けたバターが全体に回ったら出来上がり。
【美養効果】
ベーコンで巻いても美味ですが、豚肉で巻いた方が、ボリューミーで、塩分量が抑えられます。豚肉はタンパク質食品としては、免疫細胞をはじめ、カラダの基礎を造るので大切な栄養素ですが、やはり脂質も入っているので、たっぷり野菜と共にいただきたいものです。
スティックブロッコリーやアスパラ、えのきだけなど、細長い野菜に、お肉を巻きつけると、野菜もしっかりいただけます。見た目もお肉メインに見えるので、野菜嫌いのお子さまにも、楽しみながらの野菜摂取となるでしょう。