昨日のブログで、『 免疫力と野菜の関係13~免疫力UPに期待できる野菜「里芋」』ということで、里芋の健康作用が期待できる成分をご紹介しましたが、本日はそのレシピ編です。
※本日の野菜のお話し「里芋」は割愛します。過去記事をお読みください★
⇒『 免疫力と野菜の関係13~免疫力UPに期待できる野菜「里芋」』
ガラクタン補給で免疫力を強化!?里芋といかの煮物
【材料】2人分
- 里芋 6~7個
- にんじん 5cm
- いんげん 2~3本
- するめいか 胴の部分1杯分
*予め輪切りになっている下処理済みのものが便利です! - 酒 大さじ1
- ごま油 小さじ1
[煮汁] - お出汁 300cc
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ1
- 砂糖(ラカント/てんさい糖) 大さじ1
【作り方】
- するめいかの胴体部は、1cmほどの輪切りにしておく。里芋は皮をむいて大きいものは、小さい芋の大きさにあわせてカットしておく。にんじんは一口大の乱切りに。いんげんは4cmほどに切りそろえておく。
- フライパンにごま油をしいて、するめいかといんげんを中弱火で炒めて、酒を入れ、軽く蒸し焼きにし、取り出しておく。
- 同じフライパンに里芋とにんじん、[煮汁]の材料全てを入れ、5分ほど煮たてる。
- アクを救い、クッキングペーパーをかけて落し蓋がわりとし、中火でさらに10分煮込む。
- 里芋に竹串をさし、火が通っていたら、いかだけ戻し、2~3分煮る。
*いかは煮込みすぎると固くなるのでご注意! - 火を止めて、1時間ほど常温で冷まして味を浸み込ませる。
- 食べる前に再度温め直し、いんげんを添えてお召し上がりください。
【美養効果】
いかは、煮込むと縮むので、輪切りにする際は、細めに切らないよう注意しましょう。いかには栄養ドリンクでおなじみの「タウリン」が含まれ、肝機能の改善やコレステロール値の低下作用が期待できます。お酒の飲みすぎで疲れた肝臓を労わり、食べすぎでコレステロール値が気になる場合には助っ人となる食材です。
それに加え、里芋が胃腸だけでなく肝臓などの器官の粘膜を保護してくれるので、日本に古くから伝わる伝統の和食「里芋といかの煮物」は冬の健康悩みを解決してくれるレシピだったのかもしれません。
にんじんやいんげんは緑黄色野菜でβ-カロテンが含まれます。β-カロテンは、体内でビタミンAに変わり、粘膜を健康に保つ働きがあります。
煮汁に使うお出汁はグルタミン酸が含まれ、疲労回復作用があります。
冬の疲れた胃腸や肝臓、そして体全体が癒される素朴なレシピとなるでしょう。