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冷え予防★野菜レシピ02~新年の胃もたれ改善にも!定番の七草粥レシピ

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今月の連載は『冷え性対策と野菜の関係』をお届けします。

本日は「野菜レシピ編」として、昨日の記事でご紹介した春の七草を使った、定番の七草粥のレシピをご紹介いたします。

 

七草粥に使われる7つの野菜。おさらいしておくと、以下の通りです。

春の七草一覧

  1. せり(芹)
    食欲増進、神経痛、リウマチ、風邪などの解熱
  2. なずな
    止血、消炎、消腫、腹痛、下痢、高血圧など
  3. ごぎょう
    咳を沈める、去痰、利尿作用など
  4. はこべら
    利尿、血流改善、母乳、胃腸炎、虫垂炎など
  5. ほとけのざ
    胃炎、胃腸炎、胃のむかつき改善・予防
  6. すずな
    胃のむかつき改善・胸やけ防止・消化促進
  7. すずしろ
    冷え性改善・予防、消化促進・二日酔い防止・胸やけ予防

 新年の胃もたれ改善にも!定番の七草粥レシピ

【材料】2人分

  • 市販の七草セット 1/2パック
  • ご飯 120g
  • 水 450cc
  • お餅 2個
  • 塩 小さじ1/2

 【作り方】

  1. お鍋にご飯を入れ、水を注いで中火にかける。
  2. ご飯をほぐし、ご飯が粥状になったら、お餅を加え、中弱火にしてフタをし、煮こむ。*ご飯がドロドロになるので、かき混ぜないようご注意ください。
  3. 七草を細かく刻み、さらに包丁で細かくたたいて、細分化しておく。*七草は早めに刻むと黒く褐変しやすいので、2の待ち時間に作業しましょう。
  4. お餅がやわらかくなったら、塩(小さじ1)を加え、ご飯の形を崩さないよう、やさしく全体を混ぜ合わせる。
  5. 細かく刻んだ七草を入れ、ひと煮立ちさせたら出来上がり。
    *七草は一緒に煮込みすぎると色が変わるので、最後の仕上げに入れて下さい。

【美養効果】

冒頭で七草の健康作用に触れたので、ここでは割愛しますね。

ご飯を粥状にすると通常のご飯では少ないアミラーゼという消化酵素が増えると考えられており、消化がよくなります。

ご飯は糖質オフの観点では、タブー視されることが多いですが、お粥にするとGI値(血糖値上昇指数)も抑えられます。
お餅も太るイメージがありますが、ご飯よりも消化がよく腹持ちがいいと言われています。少量で満腹感が出るので、食べ過ぎずに上手に取り入れるといいでしょう。

胃腸は食べたものを消化する代表的な器官ですが、ここで消化作業がもたつくと、カラダ全体の血流が悪くなる原因となります。これも冷え性の引き金となってしまうので、胃腸の調子を整えるのは冷え予防の観点でも基本です!

冷え性の予防・改善は、まずはお正月太りで血流が悪くなっている可能性もあるので、それを改善することからはじめてみましょう。