昨日の記事で「寒くてクヨクヨする冷え性と改善食」をご紹介しましたが、本日は、2種類根野菜、にんじんとじゃがいもを使ったレシピをご紹介します。定番のなじみのある野菜ですが、重ね焼きにして、いつもと違ったスタイルで楽しんでみてください。
本日の野菜のお話は「にんじん」です。
前回の野菜のお話もにんじんでしたが、本日は、一緒にレシピで使うじゃがいもにも含まれる「α-リポ酸」を中心にお伝えします。
α-リポ酸は糖のエネルギーを変換する作用や、活性酸素を除去する抗酸化作用があります。この抗酸化作用はビタミンCやEの約400倍もの効力があるとも言われ、分子も細かいので、カラダの隅々にまで、そして脳にまでアンチエイジング作用が働くようです!
脳のアンチエイジングが図れると、些細なことでクヨクヨしたり、頭痛になったりという神経も若返る(?)かもしれませんね。こうした神経もやはり食べ物から得られた栄養やエネルギーを材料としているので、にんじんやじゃがいもなどの野菜からも摂取しておきましょう。
寒くてクヨクヨする冷えに♪ポテトにんじんの重ね蒸し
【材料】2人分
- にんじん こぶりのもの1本
- じゃがいも こぶりのもの2個
- オリーブオイル 大さじ1~2
- 粒マスタード 大さじ1
- 塩・コショウ 適量
【作り方】
- にんじんとじゃがいもは皮をむき、スライサーで輪切りにしていく。最後までスライスしたら、各々に塩をまぶして5分ほど置く。
- カップ型のアルミホイルを用意し、スライスしたにんじんとじゃがいもを一枚ずつ交互に、アルミホイルと同じぐらいの高さまで積み上げていく。
- オリーブオイルと粒マスタードを予め混ぜ合わせておき、ティースプーン1杯弱の量を2にかけていく。
- フライパンに1cmほどの水をはり、そこに、にんじんとじゃがいもの入ったアルミホイルを並べていく。蓋をして、中弱火で10~15分ほど蒸して出来上がり。
- 塩・コショウでお好みの味に調整してください。
【美養効果】
いつもの食材が少しの工夫で、違った味わいになるレシピです。お弁当のおかずにも便利です。一度にたくさん食べてもよし、少量ずつ、お料理の付け合せにしてもよし!何かと助けになるレシピです。お弁当の作り置き惣菜としてタッパーなどに並べて保存しておくと、翌朝の準備がラクになりますよ。
にんじんはα-リポ酸以外に、β-カロテンや、ビタミンEなど他の抗酸化成分も多く含む栄養価の高い根野菜。これらの栄養成分は、オイル分と一緒に摂ると、カラダへの吸収が高まるので、加熱しても酸化に強いオリーブオイルと共に、風味豊かに召し上がってくださいね。