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感染症対策と野菜の関係03~「インフルエンザ」対策と予防食

 

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『感染症対策と野菜の関係』第3回目の本日は「インフルエンザ」についてです。

インフルエンザは、主に感染者の咳やくしゃみなどの飛沫に含まれているインフルエンザウイルスを吸いこむことが感染経路です。電車や、オフィス、家庭内、学校の教室など、限られた空間では、一人の感染者がいると、周りに急速に伝染してしまうので、周りの人もマスクや手洗い、うがいは必要不可欠ですね。

 

インフルエンザは大きく分けて3つに大別されています。

  1. 季節型インフルエンザ
  2. 新型インフルエンザ
  3. 鳥インフルエンザ

冬に流行するインフルエンザは、ほぼ1の「季節型インフルエンザ」です。

2の新型インフルエンザは2009年に日本でも流行しましたが、その後は影を潜めているようです。3の鳥インフルエンザは日本ではまだ人間へ感染した報告はないようです。

ということで、「季節型インフルエンザ」について、詳しく見ていきましょう!

季節型インフルエンザとは?

冬になると流行するインフルエンザで、年によってはじまりの時期は異なりますが、だいたい11月上旬からはやりはじめ、1月下旬から2月上旬にピークを迎え、4月の上旬には落ち着いてくる、という特徴があります。

患者数は毎年10万人を超えていて、多い年は100万人を超える場合もあります。

インフルエンザウイルスは、風邪のウイルスとは違い、大きく、A型、B型、C型の3つに分けられます。さらにA型には、H型とN型の2種があります。A型が特に問題で、その年によって、どんな型になるのかがニュースなどで発表されます。

 2016-2017にかけての型は東京都感染症情報センターによると「AH3亜型 (A香港型)」が主流のようですね。ワクチンを摂取しても感染する時はしてしまいますが、症状が軽く済み、治りが早いと考えられています。

インフルエンザウイルスの弱点!

インフルエンザのウイルスは高温多湿で死滅しやすいと考えられています。室温は20~25度程度、湿度を50~60%程度に保つと、ウイルスの生存率が5%以下に減ります。空気が乾燥していると、増殖しやすいウイルスなので、オフィスやご家庭では加湿器を利用しましょう。加湿器がない場合は、濡れたタオルや、洗濯物の室内干しでも部屋の湿度が上がります。

 インフルエンザの症状

インフルエンザウイルスに感染していても、最大約1週間の潜伏期間があります(通常は1~3日程度)。その後突然38℃の高熱が出て、全身に症状が現れ始めます。頭痛、咳、くしゃみ、鼻水、下痢などです。これはカラダがウイルスを体外へ出そうとする行為でもあるので、自己判断で市販薬の咳止めや下痢止めを服用すると、ウイルスが体内にこもって、余計に症状を悪化させる場合があります。またほうっておくと、肺炎につながる可能性も高くなります。

インフルエンザに感染した場合

インフルエンザは発症してから48時間以内に病院へ行き、専用の薬を処方してもらって、ウイルスをやっつけてしまうことです。48時間以上経過すると、薬が効かなくなります。ウイルスを末梢できる薬はドラックストアでは買えないので、必ず病院へ行きましょう。

消化のいいものを食べ、医師の指示に従い、暖かい部屋で過ごしていると、人によりますが、1週間程度で症状がおさまってくるでしょう。

 

インフルエンザの予防

インフルエンザにはできればかかりたくないですよね。私個人は、小学生の時に何度か苦しんだようですが、中学生以降から今に至るまで、ワクチンなしでもインフルエンザにかかっていません。野菜やキノコ摂取そしてマスクのおかげかな…と考えております。

 インフルエンザもやはりカラダの免疫力をUPさせることがキーとなります。特に近年、ビタミンDの摂取がインフルエンザ予防になると注目を集めていますね。ビタミンDは日光に浴びることで、皮膚から吸収することもできるのですが、美白ブームや、紫外線の影響で、年中、日焼け止めクリームを塗っている女性も多いので、食べ物から摂取するしかありません。他にケンフェロール、シスタチン、ビタミンC、ビフィズス菌なども予防成分として挙がっています。それぞれの栄養成分を多く含む食材は以下の通りです!

  • ビタミンD
    干ししいたけ、キノコ類(しめじ、まいたけ、きくらげなど)、よもぎ、さわら、まぐろ、すずき、いわし、きす、サーモン、かつお、しらす干し、卵、レバー
  • ケンフェロール
    ケール、ほうれん草、小松菜、かつお菜、ブロッコリー、プロポリス、柿の葉茶
  • シスタチン
    卵、牛乳、乳製品
  • ビタミンC
    果物全般、野菜全般、じゃがいも、さつまいも
  • ビフィズス菌
    ヨーグルト、乳酸菌飲料

注目のビタミンDは「干ししいたけ」が特に多いでしょう。しいたけを天日干しにし、水分が飛んで乾燥していくときに、太陽からの恵みと、栄養が凝縮されていくようです。インフルエンザが流行しやすい今の時期だけでも、スープや味噌汁、雑炊のお出汁に干ししいたけを使ってみるのもいいでしょう!