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毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

花粉予防★野菜レシピ08~春菊と厚揚げの煮びたし

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花粉をブロックするのには鼻や目、喉などの粘膜が花粉に反応しにくく、健康な状態に保つことが必須になってきますね。

残念ながら瞬時に粘膜を丈夫にする方法はありませんが、毎日の食事で、健康な粘膜の材料を摂取しておくことで、花粉に反応しにくい粘膜細胞の再生の準備をすることはできます。

細胞の材料となるのはタンパク質食品です。しかしタンパク質だけだと健康な粘膜細胞の再生は難しいので、ビタミンやミネラルの役目も必要になってきます。そこで、野菜や果物の存在も重要になってくるのですね。特に色の濃い緑黄色野菜は毎日摂取しておきましょう。

ということで、本日は、緑黄色野菜である春菊と、タンパク質食品である厚揚げを使った、煮びたしをご紹介します。和食の定番ではありますが、箸休めなどに取り入れてくださいね。

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 本日の野菜のお話は「春菊」です。

関西方面では「菊菜」と呼ばれることもありますが、名前の通りキク科の植物です。春菊は緑が濃く緑黄色野菜に分類されますが、β-カロテン(体内でビタミンAに)の含有量が100g中4500㎍とほうれん草よりも多く含まれます。またビタミンCも含まれるので、他の食材からビタミンEを補えば、鼻や目、喉そして皮膚の粘膜を丈夫にしていく働きが望めます。他に骨量を守るカルシウムやビタミンK、ビタミンD、貧血を予防する鉄や葉酸、そしてカラダをアルカリ性にするカリウムなども豊富です。

β-カロテンやビタミンDは抗酸化作用もあるので、体内の酸化を防ぎ、花粉に反応しにくい体力作りを手伝ってくれるでしょう。

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春菊と厚揚げの煮びたし

【材料】2人分

  • 春菊 1/2束
  • 厚揚げ 1/2丁
  • ごま油 小さじ1
    ==========
    [煮汁]
  • お出汁 150cc
  • みりん・酒 各大さじ1
  • 醤油 大さじ2

 

 【作り方】

  1. 春菊は5cmの長さに切りそろえておく。厚揚げは熱湯をかけて余分な油分を除き、4等分にカットしておく。
  2. 鍋に[煮汁]の材料を全て入れて中火にかけ、煮立ったら、厚揚げを先に入れて、中弱火で両面、5分ずつ煮込む。
  3. 2の鍋に春菊の茎の固い部分だけ先に入れて3分ほど煮込む。その後、春菊の葉の部分を入れ、全体に葉がしんなりとしたら火を止める。仕上げにごま油を回しかけて出来上がり。

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【美養効果】

春菊はカリウムが多くアルカリ性食品ですが、厚揚げは酸性食品。一緒に摂るとバランスが取れる上、タンパク質+ビタミンCで粘膜を丈夫にしたり、皮膚組織のコラーゲン生成に役立つので、花粉で鼻や目の周りの荒れた肌の修復にも嬉しいレシピとなります。ごま油をプラスすることでビタミンEが補われるので、春菊からのビタミンAとCでビタミンACEが揃い、免疫力UPとさらなる粘膜細胞の再生に期待できるでしょう。

即効性はないかもしれませんが、毎日少しずつ、有効な栄養成分を摂取しておくことで、やがて花粉に反応しにくいカラダを取り戻せるかもしれません!