夏に向かって気になってくるのが、お腹や腕、太もも、あごなどのプヨ肉。プヨ肉対策は、ムダなダイエットをするよりも、体内の血の巡りを良くするなどカラダの基本機能を改善したほうが早く実現できるかもしれません。
血の巡りを良くするには、血液の貯蔵庫とも呼ばれる「肝臓」の働きを良くすることです。それには、ホタテ缶などに入っている「タウリン」がいいようです。
プヨ肉退治の対策としての「肝臓」の働き
肝臓は「血液の貯蔵庫」と呼ばれており、体内の血の巡りを良くする基本器官の1つです。肝臓を守る成分としては『グルタシオン』が有名ですが、『タウリン』や『亜鉛』も必要となってくる成分です。タウリンの肝臓での働きはデトックスや肌荒れ対策にもつながる「解毒作用」です。そして亜鉛の肝臓での働きは肝細胞の再生を促し、脂質の過酸化を抑えるため、プヨ肉対策へとつながっていくのです。
タウリンと亜鉛が含まれる缶詰は「ホタテ缶」
忙しい女性の間では『缶詰美容』が話題となっていますね。少し前にもNHKの『ためしてガッテン』で缶詰特集が組まれていたほど!
缶詰食品は単なるインスタント食品ではなく、”缶詰に食品を密封して保存する”という保存方法なので、他のインスタント食品や加工品のように食品添加物はさほど使われていません。
数ある魚介類などの缶詰のうち、タウリンと亜鉛、両方を含むのが「ホタテ缶」です。生のホタテは旬の時期もあり、常に買えるとは限りません。また冷凍食品は解凍の手間もかかるので、忙しい方には面倒なようですね。そこで開封してすぐ食せるホタテ缶の出番です。
ホタテは血の巡りをよくするだけではなく、これから気になってくる貧血対策にも役立つ「ヘム鉄」や「ビタミンB12」なども含まれています。
ホタテ缶を使ったプヨ肉対策レシピ
- 豆乳ホタテクリームチャウダー(2人分)
- タマネギ1/2個、ニンジン(小)1/3本を食べやすい大きさにカットして、オリーブオイル大さじ1と共にフライパンで炒める。
- 米粉(小麦粉)大さじ1をふりかけてさらに炒め、ホタテ缶(約70g)1缶を汁ごとと、水300ccを入れて中弱火で5分ほど煮る。
- 豆乳200ccを入れ、塩コショウで味を調え、沸騰する直前で火を止める。パセリのみじん切りをかけて出来上がり!
忙しい方に!ホタテ缶 食べ方3選
- 市販のスープやカレー、味噌汁などの汁物にホタテ缶を汁ごと入れて電子レンジで温めるとホタテの抽出液もそのまま摂取できて美味です。
- サラダや、葉野菜のお浸しなどにトッピング。汁ごと入れるとホタテから出てくる旨味効果で、ドレッシングや調味料代わりとなります。
- ご飯を炊くときに、1缶汁ごと入れて炊く。
また炊き立てご飯と混ぜたり、納豆やオクラと共に丼にしても美味しくいただけるでしょう。
ホタテ缶は、旬の美味しい時期に缶詰に閉じ込められているので、旨味成分も凝縮されています。また生よりもリーズナブルなので、お財布にも優しい! 便利食材で血の巡りを良くして夏までに「プヨ肉」からサヨナラしたいですね。
1度食べただけで、プヨ肉がなくなるわけではありませんが、ダイエット計画の食材の1つとして取り入れてみましょう。