アメリカでは子ども小児肥満が深刻化しており、統計では、貧困層の子どもに多いようです。
アメリカでは所得が少ない家庭を対象に、子どもの食事支援を行っていましたが、大量生産された甘いジュースや、加工食品が多く、糖質過多と、生鮮食品の摂取が不足しているのが原因の1つと考えられています。
そこでお菓子の代わりに、近年、子どものおやつとして売り上げを伸ばしているのが『生鮮スナック』です。
生鮮スナックとは?
小形品種で甘いにんじんや、パプリカなど、子どもが口に入れても甘く感じる野菜を生のままでポリポリと食べるように工夫されたものです。
果物もビタミンやミネラルが豊富でカラダにいいのですが、アメリカでは果糖を問題視する研究者もいるため、新鮮フルーツよりも、甘めの野菜が着目されました。
野菜には少なくとも、果糖は含まれませんし、甘く感じるのは食物繊維の中に含まれる多糖類なので、肥満につながる心配はほぼありません。
アメリカではトレンド食として「スーパーフード」、「ヘルシースナッキング」、「ギルトフリー食品」など様々な分野を生み出してきましたが、「生鮮スナック」という言葉も、今後、日本で流行りだすかもしれませんね。
早くもナチュラルローソンがテスト販売!
健康や美容を意識した食品が買えるコンビニ『ナチュラルローソン』では、「生鮮スナック」の流行をいち早くキャッチし、「スイートベビーキャロット」のテスト販売を開始しました。
予想以上の売り上げであったため、7月には全国展開するようですね。
スティック野菜を食べよう!
スティック野菜を食べる習慣は、バーニャ・カウダが流行り出してから定着し、コンビニでもロングセラーとなっています。
生野菜を食べるメリットは、加熱による栄養成分や酵素の損失がないことですね。
水分も補給できるので、暑い夏のおやつとしてスティック野菜を食べると、清涼感も味わえます。
数種類の野菜を揃えると見た目も華やかになりますが、ベビーキャロットが代表されるように、にんじんやパプリカなど、色の濃い緑黄色野菜がベストでしょう。
緑黄色野菜は共通して体内でビタミンAに変わるβ-カロテンが含まれ、黄色やオレンジ色の野菜にはビタミンEが入ってることも多いです。
野菜は温野菜を食べることでも健康や美容へのメリットはありますが、生の野菜の摂取を増やすと、肌の瑞々しさが格段とアップされます!
ナチュラルローソンだけでなく、一般のスーパーやコンビニにも並ぶ日は、そう遠くないでしょう。
生鮮野菜がスナック菓子の代わりに食べられるようになると、国民の野菜摂取量も増え、生活習慣病の減少や改善につながるかもしれません。