ここ連日30度を超える真夏日ですね。
近年、ヒートアイランド現象が深刻化しており、
天気予報で報道される気温よりも
日中のアスファルト上の温度は5度ほど高いと考えられています。
足元からジワジワくる暑さに負けないよう、
夏バテスルー食材でケアしておきましょう。
汗でほてる
汗は、カラダにこもった熱をとり、
体温調整をする働きがありますが、
暑さが続くと、汗の出口が詰まり、
発汗できなくなる場合もあります。
汗をかくのが嫌で水分補給をためらう人もいますが、
体温調節機能がおかしくなると、
カラダや肌がほてり、
余計に症状がひどくなります。
また日中の炎天下は日光だけでなく、
アスファルトからの照り返しや、
アスファルトにこもった熱も、
私たちカラダに暑さを感じさせます。
発汗作用があり、
カラダを程度に冷やして体温調整になる
ウリ科やナス科のフルーツや野菜で体温調整をしておきましょう
- ウリ科の植物
スイカ、きゅうり、ズッキーニなど - ナス科の植物
トマト、ナス、ピーマン、パプリカなど
暑さで食欲でない場合は?
暑さで消化機能が低下し、
食欲不振に陥ることがあります。
そういう場合、ビタミンやエネルギー不足になってきます。
エネルギーアップには程度の糖分も必要と言われているので、
スイーツやエナジードリンクなどの糖分ではなく、
ビタミンも一緒に採れるフルーツからとるようにしましょう。
南国原産のフルーツなら体温調整もでき、
胃腸の消化量もアップできるでしょう。
(冷房で寒すぎる時はカラダを冷やすので避けましょう)
- キウイフルーツ、パイナップル、マンゴー、パパイヤ
暑さで眠れない場合は?
熱帯夜が続き、不眠が続くと、
日中の疲れが取れず、
いつもだるさや疲労感が付きまとうことになります。
また眠れないと、
不安感やイライラが増すこともあるので、
エアコンのタイマー調整で涼しい環境を作り、
夕食には神経を鎮めてくれるものを食べておきましょう。
不安感やイライラをなくすには、
亜鉛入り食材を取り入れてみてください。
亜鉛入り食材は貧血予防や大人ニキビの予防にもなるでしょう
- あさり、しじみ、うなぎ、卵、スピルリナ、レバー、納豆など
暑さでカラダのだるさが抜けない場合は?
だるさは夏バテの一番のともいえる症状ですね。
全身のだるさと疲労感は、
仕事や、日常のちょっとした行動も面倒になります。
食べ物が代謝されてエネルギー変換する際に役立つマグネシウムや、
疲労回復や脱力感の予防になることで知られるカリウム、
この両方が摂取できる海藻類も食べておきましょう。
海藻はサッパリと食べやすいので酢の物や海草サラダ、
麺類のトッピングなどに取り入れてみましょう。
海藻類はクロロフィルも豊富なので、
貧血予防や整腸作用にも期待できるでしょう。
- わかめ、のり、ひじき、青海苔、昆布、もずく、寒天、ところてん
ヒートアイランド現象は年々深刻化しています。
アスファルトの温度の上昇なども、
気候の乱れや環境への悪影響、地球温暖化などにもつながっているので、
私たちの健康をおびやかかす一因にもなりつつあるのです。
暑い日でも、時にはガッツリ食材でスタミナをつけて、
栄養不足を解消して、暑さに耐えられる体力を培っておきましょう。