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エナジードリンク厚生労働省が注意喚起!カフェインよりも亜鉛を摂ろう!

夏は元気を奮い立たせようと、
ミネラルウオーターやお茶ではなく、
エナジードリンクを大量に飲んでしまうケースもありますね。

エナジードリンクは冬よりも夏の方が売り上げが上がるので、
それだけ利用者も多いということでしょう。

海外ではエナジードリンクによる死亡事故が多発しており、
日本でもついに厚生労働省が注意喚起を促しています。

どういった点が問題なのでしょうか?

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エネジードリンクの高カフェインが危ない?

厚生労働省によると、

カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。

とのことです。
※参考:厚生労働省HPより

エナジードリンクの場合、
瞬時にカラダをシャンとさせるために、
カフェインが多く、
お子さまや高齢者が飲むと、
脈拍数が増えて、カラダがパニックになり、
海外では死亡事故が多発しているのです。

成人でも、1日の適量を守らず、
2本も3本も、お水かがわりに飲むと痙攣などが起こる可能性があります。

アメリカではエナジードリンクの健康被害についての研究が進んでいます。

その点については、
過去のブログでご紹介していますので、
こちらもあわせてお読みください。

カフェインよりも亜鉛を補いましょう

さて、夏場に元気を出したいので、
エナジードリンクの需要が伸びるのですが、
夏は汗で体内に蓄積していた栄養分も流れ出てしまいます。

汗は、主にカリウムや鉄、
ビタミンB群などが失われますが、
流れ出る汗の中にはミネラルも含まれ、
亜鉛が不足しやすいようです。

夏になると食欲が出ない、
食べ物の味がわからない、
という現象は亜鉛不足の可能性が高いのです。

亜鉛は舌の味蕾のターンオーバーに必要なミネラルです。
舌も肌と同じようにターンオーバーがあるのですが、
そのサイクルは肌の28日周期よりも早く、
約10日サイクルと考えられています。

亜鉛不足になると舌は味を感じにくくなるので、
味の濃いものや、
カフェインや香辛料といった刺激物が欲しくなります。

エナジードリンクは、カフェインの他に、
砂糖もたっぷりとはいっているので、
味を感じにくい舌でも美味しく感じてしまうのが、
過剰摂取の一因になっているかもしれませんね。

亜鉛の多い食べ物

  • 肉類
    豚レバー、牛肩赤身肉、牛もも赤身肉
  • 魚介類
    牡蠣、鰻(うなぎ)の蒲焼、ほたて、しじみ、あさり
  • 大豆製品
    高野豆腐、納豆
  • ナッツ類
    アーモンド、ピーナッツ

牡蠣が一番多いのですが、
冬の食べ物というイメージですよね。
しかし、若牡蠣といって夏が旬の牡蠣もあるので、
エナジードリンクを多飲してしまうほど、
元気がない人は、探してみましょう。

また夏の滋養食として鰻はいいですね。

水分補給は、エナジードリンクではなくても、
フレーバーウォーターやトマトジュースなど、
カラダに嬉しい栄養成分を補えるものもあるので、
適宜利用してみましょう。

エナジードリンクはカフェインの過剰摂取が問題ですが、
砂糖がたっぷりなので、
依存性が高く、また飲みたくなってしまいます。

スイーツがやめられない甘味依存症と似た感じですね。

日本でも、今後、
エナジードリンクで命を落とす人が増えるかもしれません。

くれぐれも多飲を避け、
他の食べ物やドリンクでカラダに必要な栄養を補っておきましょう。