一日一食×読書でダイエット脳を育てるブログ

毎日のプチ断食習慣で、腸と脳をクリーンに!

ピーマンは肌の炎症とムクミを抑える夏野菜

夏は熱中症対策で水分を十分にとる必要がありますが、カラダの利尿作用もキチンと機能していないと、顔やカラダがむくんでしまいますよね。

そんな時、ピーマンを食べれていれば、むくみが改善される上、体内や肌の炎症からも守ってくれるようです。

ピーマンに含まれるクエルシトリンという成分に注目です!

f:id:miwamomoka:20170824151435j:plain

ピーマンに含まれるクエルシトリンとは?

ピーマンには独特の辛味成分がありますが、その正体は、長い間、解明されていませんでした。

しかしタキイ種苗とお茶の水女子大学が約10年の歳月をかけて協同研究したところ、2012年にクエルシトリンという成分であることが判明しています。

クエルシトリンは、それまで、”どくだみ茶”やイチョウの葉のエキスに含まれるフラボノイド系のポリフェノールとして知られていましたが、ピーマンの辛味成分にも含まれていたのです。

正確にいうと、クエルシトリンがピーマン特有の香気成分ピラジンと一緒になると辛味を生じるようです。

クエルシトリンはムクミや炎症を抑え、ダイエットにも!?

クエルシトリンは利尿作用があり、他に便秘の改善や、体内や肌の炎症を防ぐという機能性が期待できます。

夏のむくみ対策にピーマンの入ったお料理が役立ちそうですね。

そして、脂肪の蓄積を抑制したり、血中の中性脂肪の上昇を防ぐなどのダイエット効果も期待できそうです。

また血流を改善するので、高血圧の予防にもなり、抗うつ作用もあるので、精神安定にも!

身近にある野菜ですし、「子どもの嫌いな野菜No.1」にもあげられているので、さほど気に留めることが少ない、地味な野菜かもしれませんが、健康や美容、ダイエットにかなり役立ちそうですね。

ピーマンを生で美味しく食べる「ピピラーナ」

 ピーマンは「ピーマンの肉詰め」や「酢豚」など加熱調理することが多いですが、スペインの代表的な家庭料理「ピピラーナ」はピーマンを生のままで食べることができます。
数種類のサイコロ型にカットした野菜と、同じくサイコロ型にカットした”ゆで卵”を入れるのが特徴で、このゆで卵が、生野菜の辛味を緩和して、食べやすいサラダとなっています。

【材料】
  • 赤ピーマン 1個 
  • ピーマン 1個 
  • タマネギ 1/4個 
  • きゅうり 1本
  • ゆで卵 1個
 [調味料]
  • オリーブオイル 大さじ1.5 
  • 白ワインビネガー 大さじ1弱 
  • 塩 小さじ1/4弱
  • ブラックペッパー 適量
【作り方】
  1. 野菜は全て1cm程度のサイコロ型にカットする。
  2. 1をボウルに入れて[調味料]の材料も全て入れてよく混ぜあわせる。

2ステップでとっても簡単で食べやすいオシャレなサラダなのです。

 

ピーマンの辛味が苦手と思っていても、美容効果やダイエット効果があると知れば、ピーマンの摂取量も増えていくのではないでしょうか?

ピーマンは他にβ-カロテンやビタミンC、葉酸など美容に嬉しいビタミンも豊富なので、苦手意識のある方はこれを機に苦手意識を克服してみましょう!