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疲労感は「脳のサビ」?脳とカラダにいい休養レシピ

幼少期から20代前半ぐらいまでは、お腹いっぱいにご馳走を食べた日があっても、2~3日すれば、太ることなく元の体重に戻りやすい時期です。
また学生時代は、試験勉強のために徹夜をしても、次の日の試験をこなし、疲労感が長引くことも少ない時期です。

しかし成人すると、食べ過ぎるとキッチリと太りますし、仕事で徹夜をすると、それが引き金となって、ズルズルとカラダの疲労感が抜けないように感じるものです。

これを「脳のサビ」ともいいます。
近年の疲労医学の研究ではどうなっているのでしょうか?

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「脳のサビ」が疲労感を持続させる?

大阪市立大学医学部、疲労医学の研究によると、現代人の疲労は、脳に負担がかかることで疲れが生じているとのこと。

よく言われる「エネルギー不足」ではないのですね。

体内には約60兆個の細胞があるといわれていますが、細胞がサビると細胞組織の機能が低下していきます。
この状態が「疲労」ということです。
そして、情報過多な現代では、莫大な量の情報をインプットしているので、脳は最も疲れている器官なのだそうです。

疲労のメカニズム

仕事やプライベートなどでストレスを抱えてしまうと、体内には、大量の活性酸素が発生されます。
そうすると脳の細胞が酸化して、疲れのもととなるのです。

そしてカラダ全体の細胞組織の機能も低下していくので、全身が疲労したように感じます。
しかし、そのストレスをなくすために、仕事もプライベートも、おざなりにするわけにはいきませんよね。

脳の細胞も毎日摂取している食べ物からできているので、食生活の改善や疲労、細胞の修復に有利な食べ物を知っておきましょう。

脳細胞の酸化を防ぐ栄養成分とは?

鳥類のムネ肉には「イミダゾールドペプチド」という成分が集中して含まれています。
そのため数年前から「脳細胞の酸化改善に良い」と注目を集めイミダゾールドペプチドのサプリメントなどがヒット商品として製品化されていますね。

また、お酢やレモン、梅干しを摂ると体内で「クエン酸」となり、疲労回復効果が増すと考えられています。

イミダゾールドペプチドは鳥類のムネ肉の他に、カツオやマグロにも豊富に含まれています。

鳥類のムネ肉は一般のスーパーでは鶏のムネ肉が買いやすいでしょう。
時期によっては鴨が買えることもあります。

イミダゾールドペプチド×クエン酸のレシピ例

  • 鶏ムネ肉(鴨)のパン粉焼き×レモン
    鶏ムネ肉にパン粉をつけて焼いた(揚げた)ものに、レモンをたっぷりとかけていただきましょう。
  • 鶏ムネ肉の梅干し和え
    鶏ムネ肉を茹でて、食べやすい大きさに裂き、種を抜いてペースト状にした梅干しで和えます。
  • カツオやマグロのお造り×ポン酢
    カツオやマグロのお造りをいただく時、わさび醤油ではなく、ポン酢をかけましょう。
  • カツオやマグロのカルパッチョ
    カルパッチョにはワインビネガーなどビネガー類が用いられるので、理想的な組み合わせとなるでしょう。
  • 鴨南蛮蕎麦×梅干し
    涼しくなってくると食べたくなる鴨南蛮蕎麦に梅干しをプラスしてみましょう。

手軽に買える食材やメニューで、脳の疲労回復作用が期待できるので、「脳のサビ」は一刻も早く改善しておきましょう。
それがカラダ全体の疲労回復にもつながるでしょう。